2008年01月15日

第43章「絶望の街」

今回はぁぁぁぁ、小説どぅわぁぁぁぁあああ。
苦手な奴ぅぅは記事後半のぉまとぉめをみろぉぉおお

****************************


惑星パルムと惑星モトゥブに出現したSEED駆逐のため、
戦力の大半を出撃させたガーディアンズだったが、
それは囮に過ぎなかった。

SEEDウイルスを散布したインカは
手薄になったオウトクシティを強襲。
PPTステーションを破壊し、増援を断つと同時に
街にSEEDウイルスを散布する。

さらに機を同じくして惑星ニューデイズに落下した
SEEDブルーメによりSEED化した原生生物も
オウトクシティへと迫りつつあった・・。

オウトクシティの危機の中、
防衛にあたっていたDF団は拘束されているケタ達を
開放、協力してオウトクシティ防衛に向かった・・。


43tai.jpg




惑星ニューデイズ


オウトクシティ近辺 

仮収容施設





戦闘準備を終えたシーリウ達は、
JGNとオウトクシティのマップを見ながら、
打ち合わせをしていた。





この人数でいかにオウトクシティを護るか。

それを考えなければならない。




「もう一度、簡単に説明するが、
現在オウトクシティにはSEEDウイルスにより、
出現したSEED変異体が溢れかえっている。


また、シティ近くに落下したSEEDブルーメにより
原生生物がSEED化して、オウトクシティに接近中だ



sai9-9.jpg


マップに点在している赤いマークが
SEEDの反応である。

街内部にかなりの数がいるのに加え、
SEED化した原生生物の数も凄まじい。



オウトクシティに配備されていたガーディアンズの
大半は、PPTステーション壊滅と同時に
連絡が途切れていて、音信不通
だ。
さらにPPTステーション壊滅により、
コロニーからの援軍も当分期待できない
・・。

オウトクシティ内の通信設備もイカてしまって、
ほとんど通信もできない状況。

・・・正直、お前達を含めた人数でも、

オウトクシティ全域はとても護れないと思う




ラドルスが口惜しそうにそう言った。

弱気な発言と思うかもしれないが、
実際にその通りだ。


いくらなんでも、
10数人程度でオウトクシティ全域に出現した
SEEDを駆逐して、民間人を護るなんて不可能だ。

不可能な事を考えるより、
現状でできることをするべきである。







俺達DF団は第1緊急避難シェルターの
防衛に当たってるんだ

俺とラドルスもこのあとすぐここに戻る」




第一緊急避難シェルターは、
オウトクシティでもPPTステーション近くにあり、
5つあるシェルターの中でも、もっとも巨大である。


当然収容人数も一番多く、現在かなりの人数が
このシェルター内にいるはずだ。

このシェルター内にSEEDが侵入してしまうと、
それだけで数千万人の被害者がでてしまう。

シャルター防衛なら、
まずここを護るべきだろう。












「んで・・お前達はどうする?」

ラドルスの問いに、
シーリウが顎に手をそえてわずかに考え込んだ。

だが、すぐに顔をあげる。


「私達は・・ここよ」


「・・PPTステーションだと?」



シーリウがマップにうつっている
PPTステーションを指差して、
ラドルスがわずかに眉をひそめた。







「おそらく・・・ここに何かがある。

SEED変異体が少々あらわれたくらいじゃ、
数時間程度ではPPTステーションは落ちないわ。

・・・ここに・・恐らくヤツがいる」








・・・ヤツ。



それが誰をさすのか全員すぐにわかった。













「今回の騒動はタイミング的に見ても
おそらくインカの仕業ね。

この男を止めない限りキリがないわ」


「・・インカを止めないと・・、
このSEED大発生以上の事が起きるとでも
いうのか?」









エムがシーリウにそう尋ね、

シーリウは無言で小さく頷いた。












「これは私の勘よ。

SEEDを解き放ってオウトクシティを

壊滅させたとして

・・・それで終わりなら意味がないわ」





「意味がない?」




「えぇ。そのうちなんらかの手段で
ガーディアンの援軍がきて、SEEDは駆逐される。
まぁ、その間にニューデイズでは尋常ではない被害が
でているでしょうけど・・・。

でも・・・それってインカにメリットあるかしら?


オウトクシティを壊滅させるからには

何か別の・・・本当の狙いがなければおかしいわ






「・・・た、たしかに?」


シーリウの言葉にJGNとラドルスが
困惑しながらも若干納得した。

たしかにただのテロリズムならば、
オウトクシティを壊滅させれば目標達成だろうが・・。
スギヤンの報告資料をみるかぎり、
インカという男がそれだけで終わるとは思えない。


もし、これ以上なにか目的があるのなら、
全力で阻止するべきだろう。








「そういうわけで、
私達はPPTステーションへ向かうわ。
PPTステーションに何もなければ
そのままシェルターの防衛に転向するし」


「・・わかった。
そっちは任せるぜ・・」


「・・・待ってくれぃ」


シーリウとJGNが納得しかけた時、
巨大な腕が2人の間を割って入ってきた。

そして、真っ直ぐ表示されているマップの
シェルターの1つを指差した。















[第3緊急避難シェルター]














「わしは・・・ここへ向かう」

サブはそう言って腕を組み鼻をならした。




「・・そうね」
シーリウはすぐにサブの心情を察して、
軽く微笑んだ。
サブは・・照れているのか顔を赤くして歪める。


ミーナ、ホトハ、アジム。
意識のなかったこの3人が収容された病院に
一番近いのが、この第3シェルターだ。

おそらく3人も、ここに避難させられている
はずである・・・。















しかし・・・






「わかった、だが気をつけろよ。
マップをみればわかるが、第3シェルターは
外部から迫ってくるSEED化した生物の群れに
一番最初にぶつかる位置にある・・・。

相当な数のSEEDがくる事になるぞ・・




「アーシュラもアジム君の元に向かうでしょうね。
・・・でも、2人じゃ不安ね・・・。
シリアちゃんも第3シェルターに向かってもらえる?」



「わかったわ」


シリアは頷いて、サブの隣に並んだ。




「それじゃぁ・・・行くか。

俺達でオウトクシティを護るんだ!」

















・・・・・





・・・・







こうして、役割を決め、

全員はホテルを後にした・・・。
















JGN、ラドルスは仲間のDF団が戦っている

第1シェルターを防衛。








シーリウ、ケタ、エムは

インカがいると推測したPPTステーションへ、

全ての元凶を倒すため。








そして、サブとシリア、

再起動させたアーシュラは

アジム、ミーナ、ホトハが収容されていると

思われる第3シェルター防衛。



















正直、第2、4、5シェルターに
まわす戦力がないが、これは連絡のつかない
他のガーディアンズに期待するしかない。


無責任に思うかもしれないが、
限られた戦力では、この程度しかできない。


オウトクシティ全域を護ろうとして
無茶に人数を分けて全滅してしまうよりも、
防衛できる範囲で防衛する方が、
結果的に被害が少なくてすむ。


そして、PPTステーションを奪還すれば、
そのうち増援も期待できる・・・。










とにもかくにも、

JGNとシーリウ、サブはホテルを飛び出して

SEEDで溢れかえるオウトクシティへと

出撃したのだ・・・。



















・・・・・・







・・・・・







・・・・







オウトクシティ


第1緊急避難シェルター前





オウトクシティに溢れかえっているSEED変異体は
生存した人間を求めるかのように
各避難シェルターへと集まっていった。














そして、この第1シェルターもすでに・・・















sai1-1.jpg

「山吹き色の波紋疾走(オーバードライブ)!」







わけのわからない事を叫びながら

アルトのナックルがSEEDを吹き飛ばした!



だが、吹き飛ばしたSEEDを踏み越えながら、
すでに次のSEEDが襲い掛かってくる!




「くっそぅ!こいつはきついぞぉ!」

「・・アルト!いったん下がって!」


ラドルスとJGNがシーリウ達を
呼びにいったので前線で戦えるのはアルトのみだ。

しかし、そのアルトもかなり消耗し、
そろそろ回復しておかないと限界が近い。





しかし・・・


「下がる!?馬鹿な!

この俺の熱い魂が下がr・・・グェ!」


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下がろうとしないアルトのマフラーを

リーファがひっぱって無理矢理後ろに下がらせた。




そしてすぐにレスタとリジェネで
アルトの体力を回復させはじめ、

アルトが前線抜けた代わりに、
レインとピオが前に出て身構える!


















オウトクシティはもはや地獄と化していた!















次々に襲い掛かるSEEDの数は
時間と共に増して行き、
シェルターに避難が遅れた民間人は
次々にSEEDに殺され、ウイルスに感染後、
SEED変異体として起き上がる。




第1緊急避難シェルターの防壁を後ろに

奮戦しているDF団だが、

先ほどから危うい場面が続いている!









「・・・いかん!レイン!」

「・・グルル・・」


レインが目の前のSEEDを引き裂いたと同時に

横から別のSEEDがとびかかってきたのだ!


体勢を崩していたレインに、

SEEDの巨大な爪が迫る!








だが!







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駆けつけてきたJGNとラドルスが

そのままの勢いで飛び上がり、

レインを狙ったSEEDをぶっとばした!



SEEDは他のSEEDを何体も巻き込みながら
吹き飛んでいく。
















「悪い!今、戻った!!」

「JGN!ラド!遅いじゃない!!」


SEEDを吹き飛ばした勢いで
後ろに回転し、JGNとラドルスが
PTの前面に着地する。





「ケタ達はどうなった!?」


「おう!あいつらも戦い始めたはずだ!

俺達も気合いれて戦うぞ!」




ラドルスの掛け声とともに、
再び息を吹き返し、猛るDF団。

sai5-1.jpg

だが、その眼前には
数え切れないほどのSEED変異体が迫ってくる。



ラドルスはわずかに下唇をかみ締め、覚悟を決めた・・。












・・・・・・






惑星ニューデイズ


オウトクシティ 

第3緊急避難シェルター前













「ぬん!」

「・・・」

「ここはまだ無事ね」

Gフライヤーから飛び降りたサブとシリア、
アーシュラはすぐにシャルターの様子を確認した。

防護壁は破られていないし、
どうやらまだSEEDによる被害はなさそうだ。



SEED変異体はSEEDウイルス散布により
出現しているので、
SEEDウイルスが散布された
PPTステーションに近い第1シェルター付近と違い、
このあたりにはまだあまり来ていないようだ。



だが、ここにもすぐにSEED変異体、

SEED化した原生生物が押し寄せてくるのは

間違いない。




3人はシェルターの防御壁の前に陣取り、
持ってきたアイテムや予備の装備を準備しだした。









「・・・ふん」

準備を終えたサブが左腕のギブスを外し、
念入りにテーピングを施して、
その上からいつも愛用のナックルを装備した。

その様子を後ろから見ていた
シリアは眉をよせてため息をついた・・・。



サブの体はボロボロだ。

鋼鉄のゴッツォとの戦いで折れた骨が
数日で完治するわけがない。


そして、アーシュラもなんとか動いているが、
稼動部の歪みが修復されておらず、
かなり動きが不自然だ。



・・まともに戦えるのだろうか・・?












・・・せめて・・






テクターが1人いれば・・・
















「・・・なんだ。来てくれたんだ?」


「・・え?」



不意に後ろから声がして、

シリアが驚いて振り返った!








そこにいたのは・・・








sai6-1.jpg

「アジム君!?」







シャルター防御壁の小さなドアから、

アジムがふらつきながら出てきて、

3人が目を丸くした!







外に出てきたアジムはよろめきながら
防御壁にもたれかかりながらその場に座り、
3人がアジムに駆け寄った。





「アーシュラ・・僕の帽子、予備あるよね」

「主人・・・」






「アジム君!

あなた重症なんでしょ!?なにしてるの!」



シリアがいうとおり、アジムはつい前日
集中治療室からでたばかりの体だ。

今も顔には血の気がなく、脂汗を流している。




「・・・ここにはミーナさんとホトハさんが

いるんだから・・絶対に護らないと・・ね」



「・・・」


「小僧・・いいだろう・・・。

だが、絶対に前には出るなよ。

貴様は後ろでわしらの回復だけをしておれ・・」



「・・まかせて・・」

アーシュラから受け取った帽子をかぶったアジムが
強がって少しだけ微笑んだ・・・。
今の状況下でテクターがパーティに
加わるのは非常に心強い。




そして・・・、

アジム、サブ、アーシュラ、シリアの4人は
オウトクシティの外にある原生林の方に目をやった・・・。


オウトクシティ郊外に落ちたSEEDブルーメより
SEED化しか原生生物が
すぐそこまで迫っている・・・・。


どんな数でSEEDがむかってこようと、
このシェルターだけは護りきる・・・。


全員の表情にその決意が現れていた。






















・・・・・・・







惑星ニューデイズ


オウトクシティ 

PPTステーション前











「!」


群がるSEED変異体をなぎ倒しながら
シーリウ、ケタ、エムの3人は
PPTステーションを目指していた。






シーリウが最前列で敵をなぎ倒し、

ケタとエムが援護しながら、

さながら1本の矢のように駆け抜けていく!









ザコにかまっている暇はない!


ここで足止めされれば、

PPTステーションにたどり着くこともできない!














「ケタ!エム!後ろお願いね!!」

「おう!」

「わかってる!」



シーリウ、ケタ、エムの3人の突撃により、

何十体ものSEEDがはじけ飛んでいき、

ついにPPTステーションの前にたどり着いた!
















そして、その時・・・

不思議なことがおきていた・・・。





今まで、シーリウ達に襲い掛かっていた
SEEDが突如動きを止めたのである。

しかも、シーリウ達を無視するかのように、

それぞれ四散し、どこかへ散り始めた。








「・・・・?」

「な、なんだ?」



流石のシーリウも目を細め、
呆然と辺りを見渡した・・・。

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ケタとエムもSEEDがいなくなった
周囲を見渡して唖然としている・・。










先ほどまでPPTステーション前に

溢れかえるほどいたSEED変異体が
綺麗にどこかへ姿を消している。














その異様な光景に

3人は域を飲んで警戒を強めていた。






















「!」


次の瞬間、シーリウがケタとエムの前に

手をだして下がらせた!


そして、PPTステーションの方を

振り返り、セイバーを握り締める!




















この殺気は・・・・


















「くっくっく。楽しい、楽しい・・・。

まさかお前達がこの場にいるとは・・・、

運命というものを感じているぞ」





「・・・」



炎に包まれたPPTステーションの中から、

ゆっくりと1人の男がこちらへ歩いてくる・・。









ミーナとホトハ・・・、









いや、それだけではない。


レギオンや、今まで非道な人体実験に

使用された被験者・・・、


多くの人間の運命を蹂躙した

全ての元凶・・・インカ・レーテル!








sai8-1.jpg


ヤツは・・・・


シーリウの推測通りに、


ここ、PPTステーションにいたのだ!!


























インカ・レーテルはそのままゆっくりと

シーリウ達の前に歩み寄ってきた。







武器を握り締め、意気込むケタ達と比べ

いつも通りインカは余裕を崩さない。








「・・・」

ふと、シーリウは目の前にいるインカに

何かの違和感を覚えた。






ニューマン数百人分の精神フォトンを
結晶化したエネルギー体を
ミーナから奪った以上、インカが
そのエネルギーを取り込んでいるはずだ・・・。





しかし・・・

今のインカからはそれ以外の何か・・・

何か別の力を感じる・・・。














「んん?どうした?シーリウ」

「・・・」


警戒しているシーリウにインカが
楽しそうに話しかける。


民間人がシェルターに避難し、
ガランとしたオウトクシティはまるで
廃墟のようだ・・・。


そんな中、シーリウが静かに微笑んだ。







「ここにあんたがいたのは運がいいわ。

ここで・・終わらせればこれ以上の

被害は食い止めることができる・・・・」





「・・・ほう〜?」




「シーリウ・・どうす・・」




ケタがそこまで言ったとき、

目の前にいたシーリウの体が消えた!





sai8-2.jpg



ケタがシーリウの姿を見失った次の瞬間、

凄まじい斬撃がインカを捕らえていた!















「2連撃・・・!」

「いや、まだ続くぞ!!」



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インカが吹き飛んだ所をさらにシーリウが

追いかける!









sai9-1.jpg















sai9-2.jpg












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シーリウの連続攻撃でインカが吹き飛び、

そのままPPTステーションの

建物の壁を貫通した!




勢いあまって空中で2回転したシーリウが

着地すると同時に瓦礫と粉塵があたりを覆う・・。












ケタの目でもとらえきれないスピードで
放たれたシーリウのセイバーは
全てインカ・レーテルの急所を捕らえていた!



間違いなく致命傷を与えたはずだ。















「・・・ぉ」

久々にみたシーリウの凄まじさに
言葉を失っていた硬直していたケタとエムが
ワンテンポ遅れて我に返った。


「さ、さすがだなぁ〜・・一瞬で・・」

ケタがそういいながらシーリウの横に並んで、
肩に手をおいた。

「!」

しかし、すぐにその手をひっこめる。









sai9-8.jpg

シーリウは難しい顔をして、
インカが吹っ飛んでいった方を
睨み付けていたのである。

















(今の手ごたえ・・・人間じゃなかった!)


シーリウがそう頭の中で考えた時・・、

PPTステーションの建物の一部が吹き飛んで

辺りにドス黒いフォトンが充満していく!














「な、なんだ!?」

「・・!」


凄まじい殺気を感じケタとエムが身構えた!
シーリウは目を細めて、
静かにその様子を見守る・・・。










3人が見ている前で、

崩壊したPPTステーションから

再びゆっくりとインカ・レーテルが歩いてきた。














「・・馬鹿な・・あの攻撃をくらって・・」

エムが目の前の光景を信じられず、
思わずそう呟いた。
そして、それはケタも同様である。






「インカ・・、あなたまさか・・」


シーリウがそう言うと、
インカが低く笑いはじめた。

そして、舞っていた粉塵をフォトンで
吹き飛ばし、その姿をあらわす!!






「うそだろ!・・切り落とした腕が・・!?」

再び姿を見せたインカに、
最初に目を奪われたのは、その右腕だった。


以前、インカと戦った際に、
ケタが斬り捨てた右腕が・・・ある。

sai9-4.jpg

しかも、怪物のような腕に変化して!















「くふはは!

この腕がそんなに不思議か!?

この程度で驚くな・・

驚いてほしいのはこれからだ」












インカがそう叫ぶと同時に

インカの体がきしんだ!!


sai9-5.jpg


顔が歪み、腕が膨れ上がり、

背中から角のような突起が伸び、

さらに背中からドス黒いフォトンの翼が出現する!











「・・・冗談だろ!?」

唖然とする3人の前で

変体を終えたインカがゆっくりと顔を上げる。


sai9-6.jpg


その顔はもう人間のソレではない!

















「インカ・レーテル。

・・・堕ちたわね・・・」





完全に冷め切った目でシーリウがそう呟いた。












「堕ちた?いや違う・・・上り詰めたのだ。

これこそが究極の生物の姿だからな。

SEED・・この力こそが・・・」



インカは恍惚とした表情でそう言うと、

腕を顔の前で軽く握り締めた。















SEEDとの融合。











それは生物にとってはある意味死を意味する。

SEEDに感染した生物は
肉体がSEED化し、強靭な肉体に変異する。


が、それと同時に脳がSEEDにおかされ、
思考も何もない完全なモンスターへと
変貌してしまうのだ。


現に今、SEEDウイルスに感染した
人間はSEED変異体へと変貌し、
ただの怪物と成り果てて、オウトクシティに
溢れかえっている。






噂ではあのマガシでさえ

SEED化した際に正気を保てなかったらしいが、



・・・今のインカはどうみても正気だ。
























「たしかにSEEDと同化すれば

精神が崩壊する・・・。

だが、それ以上の精神力で自我を保てばいいだけだ」







インカの言葉にケタが目を細めた・・。






「そうか・・そのための・・」





「あぁ。ニューマン数百人分の

精神エネルギーにより、

私は自身のエゴを強化したのだ。

SEEDにも犯されず・・・SEEDの力を

制御するほどの精神力!

私はついにそれを手中にしたのだ!!」





sai9-7.jpg



そう叫ぶと、インカのフォトンの翼が

ドス黒く光り輝いた!








一瞬で、先ほどシーリウから受けた傷口が
修復し完全な状態へと戻る。

とんでもない出力のレスタだ。





「ミーナがエネルギー結晶体と取り込んだ時、
その法力はホトハに迫るものがあった・・、

あのエネルギーをインカが・・・、

そしてSEEDの力か・・・!」




ケタが冷や汗をかいてたじろく。


無理もない、
今までも圧倒的な力をもっていたインカが
さらに凄まじい変貌を遂げているのだ。





「・・・ケタ!恐れては駄目よ!

・・この怪物を・・ここで仕留めるわ!」




「・・・!

わ、わかってる・・!!」








崩壊したオウトクシティの中、

インカとの最後の戦いが始まった・・!




                        ・・続く

****************************

今回のまとめ

・DF団は第1シェルター防衛開始

・サブ、シリア、アーシュラ、アジムは
 第3シェルター防衛開始

・シーリウ、ケタ、エムはPPTステーションで
 インカと戦闘開始

・インカはフォトンエネルギー結晶体を取り込み、
 地震の精神力を強化して、
 SEEDの力を制御可能になった。

・インカはダメージを受けても取り込んだ
 フォトンエネルギー結晶体の莫大な法力があるため、
 常にレスタがかかってるような感じ?


*****************************

はーいw

インカの真の狙いはまだ明らかになってないよw



ヒントは

・大量のSEED化した生物、

・SEEDを制御できるようになったインカ、

さ、これからでてくるインカの本当の狙いとは・・!?




・・・たぶんみんな「んな無茶な」言うよ(^^;

俺もそう思う。






まぁ、とにかくインカがパワーアップですな。

これから俺的PSUストーリーは結構シリアスかも・・・。



まぁ、昨日のリュウキバの記事とか、

変なのも間に挟んでいくがな!!














んで、思ったより時間かかっちゃった!

色々かきたいことあるけど、

それはまた次にするわ!!




あ、ゴメン。

またコメントへのレスが遅れている・・・。

本当でマジでしっかり何度もコメ読んでるよ!!!

主に仕事中!!



ちゃんと明日、全部コメントにレスするから〜!
この記事へのコメント
コメント一番乗り〜♪

ラドさん、JGNさんでマジャーラしちゃあだめっすよ(汗
というかDF団の面子楽しすぎる(爆
あれ?緊迫した場面のはずなんだけど…。

第3シェルターではアジムさんが復活。
かっこよすぎるっすよ!!ボロボロになっても、なお―――いいなぁ。

そして久々のシーリウの怒涛の連撃。
まぁ敢えて細かいところには突っ込まないとして…。やっぱりすごいわ。セイバー一本であそこまで行くんだもんなぁ。

しかしそれでも勝てないSEED・インカ。
まさかSEED化で理性を保つためだったとは予想外だった…!!

悔しいので(ぉぃ)インカの真の狙いを考えてみる。
予想材料は、次の通り
@前話での「私の国を作ろう」発現
ASEEDを制御する力を得た。
 ここから予想されるのはぶっちゃけ全部SEED化して配下にしてしまおうとか。そんなところかな。
 しかし同時に思う。本当に正気残ってるのかな…? だって、それってSEED自身が持ってる本能みたいな…。

……こほん。長々と失礼しました(ペコリ

Posted by えむ at 2008年01月15日 09:25
ども、へっぽこ剣士ですノ

出たなオストラ・・・じゃなくて、SEED・インカ!!
(ネタが古過ぎて通じないのは承知!!)

くっ・・・今回のは流石に再現できん!!
槍は使えないので、突撃系はアサクラっきゃないしなぁ・・・
それと、シーリウの「あれ」いつかPAで再現したいと思ってるんですけどね・・・九頭ができん!!

兎にも角にも、挿入話も含めて楽しみにしてますよ。
ではでは〜
Posted by ラドルス at 2008年01月15日 10:26
るろうに だw

ひてんみつるぎ流をシーリウはいったいドコで覚えたんだろうか、そのうち[二重の極み]とか[刃渡り]とか[ガトツ零式]とかでてきそうだなぁ
(- = - )
Posted by ZEX at 2008年01月15日 11:01
アルトはもうゴッ○フィ○ガーとかいいつつ攻撃しそうだな

ところでレインの手もう人の手じゃないな
顔だけでなく手も人じゃなくなったな
もうSEED・レインっていっても問題ないな

何か「な」が多いコメントに・・・
Posted by メタル茸sp at 2008年01月15日 11:47
「引き裂いた」が妙に気になるんだな。
体勢崩した時の「グルル…」の声は私なのかSEEDなのか、ぜひとも問い詰めたいな。
アルトくんはいつ波紋を身に付けたのかな。

茸はそろそろ首筋に気を付けた方がいいんだな。
Posted by レイン at 2008年01月15日 12:48
出た!波紋疾走w
あの時の漢字テストはそういうことだったのか・・・
馬鹿正直にハモンシッソウって読んじゃったもんね!

いよいよ決戦か・・・
さぁ、一体勝つのはどっち!?(オイ
Posted by アルト at 2008年01月15日 13:56
うわぁ、JGNさんがますます人ではない何か扱いされているっwwww
というかその手に持っているトラップには今度はなにが仕込まれとるんですか。(笑)
落とし穴とか…?凡人並みのネタ構想力しかない私には分かりませぬ^^;
アルトさんは「おーw台詞とフェイスはこの際見ないフリしといて、なかなかかっこいーw」
なんて思ったのに次のコマには散歩中のアホ犬みたいな扱い…っ!(酷)
DF団お笑い担当陣は優秀な人ばかりと判断いたしました★
レインさんのクリーチャーっぷりも大分慣れてきて今度は手かぁ〜w
つか「グルル…」ってSEEDのだよね?(疑問)と思ったり思わなかったり?(どっちだ;)
つかDF団皆息ぴったしで凄いっすわw(パチパチ)
ケタ側も久しぶりのシリアスシーリウ姉様ご光臨でマジカッチョイイ!
同じ女性ヒューマンとして見習いたいでございます♪
アジムさん&サブも満身創痍なのにお互い守りたい者の為に頑張ろうとする姿に漢を見ましたぞ><。!
さてそろそろガチンコ戦に突入か?!という非常に美味しいところで次回になってしまってるようなので
のんびり待っとりますね〜^^♪失礼いたしました★
Posted by 雪夜・ミヤシロ at 2008年01月15日 17:59
SEED・インカ

みんな予想通りに呼んでますな[゚д゚]
つか、時間かかったのが納得できる出来栄え。見所がありすぎてもうね('A`)
インカのSEED変換ウマすぎですよ・・・
他のデルセバンとかディルナズンとかもすごくリアルですし・・・・

しかし、インカのSEED制御方法に関して・・・・・

はたしてそれしきごときでSEEDを制御できるものなのだろうか?
PSOにいたダーククリーチャーのことも考慮すると、人間100万人以上が束になっても1体のダーククリーチャー(当時のダークファルス)にみんな飲まれちまったし・・・・
Posted by ネメシス at 2008年01月15日 18:18
>山吹色の(以下略
何というJOJOw
遂にアルトさんは波紋を操れるように・・・(ぉ
きっと第二章の終わりごろに吸血鬼に体を奪われるとか(゜д゜;)(マテ

>JGN・マジャーラ
現れざまに何してるだぁーッΣ(゜д゜(ぇ
キャストであるJGNさんの頑丈な装甲を利用した有効策ではありますが・・(マテ

>SEED・インカ
とんでもないクリーチャーに変貌しましたな;;
そしてSEED・インカの姿、ヴェナスの様な人型を残したタイプなのでカッコいい仕上がりですね〜^^

「アークガルドの幻影」の方にもヘルガ(と思われる人物)がSEEDの力を使用してましたが、アレは触手タイプでしたからなぁ・・・
アイツは獲物を捕らえてから締め上げる
んだろうか・・・
確かヘルガ(と思われる人物)はSEEDの遺伝子を得たとか何とか言ってたような・・・(ウヤムヤ

その点インカは肉弾戦に特化したような姿でしたな
レスタでアレだから、恐らく攻撃テクニックも数段上昇してるでしょうな;;
Posted by クレスト at 2008年01月15日 19:18
JOJOとヒテンミツルギスタイルに吹いたw

インカの目的・・・もぅ皆さんに言われちゃったけどSEEDを配下にして独裁国家を作る、が本命ですね。

しかしその制御がいつまで持つか、ですね。
精神とはいっても脳があってこそですし、脳まで侵食されたら自我が曖昧になってそのままSEEDの本能に取って代わられそうだな・・・

とりあえず次回の予想としては・・・
ラフォイエはキノコ雲!(ぇ
Posted by ソード at 2008年01月15日 20:03
どうも、包帯に巻かれる事と、病院を抜け出す事に定評のある僕が来ました。

JGNマジャーラ、PPの代わりにJGNさんのHPを消費しそう(´゚д゚`)

にしても相変わらずの画力だねん(゚∀゚)
シーリウ姉さんのクールな強さに惚れ惚れするww

SEED・インカのデザイン完成度高すぎw
Posted by アジム at 2008年01月16日 00:28
これ勝てるのかい?w
弱点のない生き物は多分いないからどっかにあるとは思うけど…。
レインさんのSEED化(?)進んでませんかい?
最初見たとき敵しかいないと思ってしまったw
DF団合体攻撃がどんどん増えるな。
そのうち某同盟拳みたいなのが出そうな気がしなくもないw

そういやイーサンどこ行った?
Posted by 龍牙 at 2008年01月16日 02:14
お、ついに第三のフォトンの翼登場ですな。

しかしまあ俺の予想もインカ帝国(仮称)の創造と呼んだが…全てを支配するって考えも器が大きいんだか小さいんだか(苦笑)

DF団は某ゾロリが如く「まじめにふまじめ」ですな…波紋使いか…





後、些細な疑問だが龍翔閃って峰や腹を左手で押し込む感じに使うけど、フォトンでやったらシーリウの左手ががががが!
ライトセイバーよろしく何でも真っ二つだぞな設定らしいし…
Posted by Lenios at 2008年01月16日 03:26
遅くなっちゃったw

しっかし、インカの最終目的
モロバレで噴いた(^^;
・・・やっぱわかりやすかった?w

>エムち
フォトン結晶体の目的が意表をつけたらしく
とりあえず満足wあっはっはw
久々にかいたシーリウのマジ攻撃。
しかし、それくらっても死なない相手と
戦うエムの運命は如何に・・・。
イキロ。

>ラドルスさん
オストラ・・・!わ、わからん!くそう!
死んだJGNさんの上に立って・・・、
いや、死んだときは仰向けか・・・無念。
シーリウの攻撃は・・九龍以外は
結構できるような!?あとはアングル?
続き、がんばるでw

>ZEXさん
サブ「フタエノキワミアー!」
シーリウ「ガトツゼロスターイル!」
・・・どんなカオスw

>メタル茸sp さん
う〜ん。。ゴッドフィンガーはでるな、
そのうち(−−;俺の性格からして。
「ツキノヨル ヤミノチニ クルフ レイン」
ちなみにそのうち腕も伸びるよ

>レイン
「グルル」を言ってる人。
・・・そんなん決まってるじゃん!
レインに噛まれると感染レベル7くらうから
気をつけなさいメタル茸。

>アルト
うーん、今頃の若いモンはさすがに
JOJOの最初らへんしらないか!
俺も実は3からしらないけど(^^;

> 雪夜・ミヤシロさん
はっはw
わりぃw長いコメは大歓迎なのよ♪
ただちっと驚いちゃって。
JGNさんのトラップは意外とベタです、
うーん・・・カエルとか・・・。
精神攻撃?
なんか段々アジムとサブがミーナとホトハの
ガードマンに思えてきたこの頃(^^;
ま、ぶっちゃけそんな感じだし。

>ネメ
うーん、俺はpsoやってないけど、
seedてそげん凄かったのか(^^;
あんま細かい頃考えてなかったが・・・。
絶対インカは「seedインカ」言われる思ってたw

>クレストさん
最近またJOJOにハマりだしての(・ω・
アークガルドの幻影」・・うーん、未読!
さすが俺!
SEEDは触手になるのか、
マガシみたいなのになるか・・運なのか!?
ちなみにSEEDインカは「鬼」っぽくしましたw
ぬーべーの。

>ソードさん
うーんw
やっぱSEEDって制御できるのかいまさらながら
不安になってきた。
しかし、キノコ雲はとにかくラ・フォイエは使いますぜ!
つぎの回!

>アジ
そういや、第一部でもアジムは包帯で
最終決戦だったな(^^;
このワンパターンめ(゚д゚)
SEEDインカは若干悩みながら描いたけど
そういってもらえると助かるの。

>リュウキバ
うーん、4月からやってる第二部やけ、
ラスボス張り切ったw
・・・強くしすぎたかな(−−;
レインさんは魔に染まってきた・・。
合体攻撃はまだまだでるぜ!
・・イーサンは・・・カラオケにでも
いってんじゃね?w

>Lenios さん
そうそうw
3人目のフォトンの翼は暗黒の翼だすw
DF団は普通に出すと面白くないので、
おもいきりインパクトでるように・・・、
あれ?それでなぜギャグキャラに・・。
あ。やっぱフォトンの刃って、
そんな感じなんだ。あちゃばー
Posted by ケタ at 2008年01月22日 00:55
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