2007年07月28日

第18章「インカの逆襲」

今回小説〜
いつものようにまとめを下に用意してますので
小説嫌いはあそちらをみて、内容把握をw
*******************************

〜前回までのあらすじ〜
さらわれたミーナとシリアを救出にむかった、
シーリウ、レダー、アジム、サブ、エムだが、
廃工場の中で、待ち構えていた3鬼神との戦いとなる。




18tai.jpg









惑星ニューデイズ  フクオカ地方 

廃工場地下1階




「テクニックが通用しない!」
「・・・っく!ライフルまでも弾かれるのか!」
アジムとエムが唸る様にそう叫んだ。


3鬼神の1人'精霊'のホトハの前に
アジム、エム、サブの3人は完全に圧倒されていた。
なにしろこちらの攻撃はほぼ全てフォトンの壁に弾かれ
通用しないのである。




そしてホトハの放つテクニックの威力は
アジムやミーナのソレの比ではない。


vs3ki2.jpg


「ぬぐぉぉお!」

「・・・ぐ!!」

「わぁあ!」


ホトハがフォトンの翼を煌かせる度に
熱線のようなエネルギーが3人を襲い、吹き飛ばす。



大ダメージを受けた3人だが、
3人もただやられているわけではなかった。




「アジム・・ヤツにはフォトンガンやテクニックによる
攻撃はフォトンのバリアーで弾かれて通用しない・・・だが・・」

「うん。ホトハに通用するのはエネルギーを使わない攻撃、
超物理的なモノだと思う」
2人がそう言ってサブの方を見た。
サブも意味を察したのか、自分の拳を見て握り締める。



エネルギーでの攻撃はエネルギーのバリアで防がれるが、
直接攻撃ならば、エネルギーのバリアでは完全には防げないはずだ。

そして少々衝撃を弱めたとしても
ホトハの体でサブの攻撃をくらえば、とても耐えられまい。

問題はホトハの攻撃をかいくぐって、
サブが接近する事ができるか・・・である。




「いくぞアジム!」

「・・・あいよ!」


アジムとエムが弾かれたようにお互い反対側へ飛び、
ホトハを挟む様に距離をとった!
「・・・無駄です」
両側へ広がった2人に向け、ホトハが
エネルギーを集中しだす。

盲目ゆえ、フォトンの流れで周囲の状況を把握する
ホトハには死角は存在しない。
視力のないホトハの背後を取ることに意味はないのである。



だが、2人の狙いは攻撃ではなかった。



エムがライフルを連射した!
しかし、その狙いはホトハではない。
ライフルの銃弾は廃工場内の壁を打ち抜き、
部屋の中を破片が飛び散った。
「・・・!」
と、同時にアジムがギ・ゾンデを放ち、
あたりに雷のフォトンを撒き散らす!!



「・・なんですか・・・・」
一瞬ホトハの顔に戸惑いが浮かんだ。
エムの狙いは瓦礫の破片を降らせホトハの聴覚を・・・、
そしてアジムの役目は、周囲にフォトンを撒き散らし、
ホトハの感覚を一瞬でもそらすことであった。





そして2人が生み出した、
ホトハの一瞬スキにサブが一気に踏み込む。





「ぬぉぉおおおおお!!!」

「・・・ぃゃ・・」
ホトハがサブの接近に気付いたが、サブの方が速かった!
フォイエを放つよりも早くサブの巨大な拳が繰り出される・・・!!







しかし・・・







サブの拳がホトハに命中することはなかった。





アジムとエムのオトリは完璧だった。


サブの踏み込みはホトハの体勢が整うよりも早かった。


tata2.jpg


しかし・・・


tata1.jpg


攻撃する一瞬、ホトハとミーナの顔がだぶり、


サブは・・・攻撃する事ができなかったのだ。









「ぐぅお!」

一瞬遅れてホトハからエネルギーが放たれ、
サブは至近距離でまともにくらい、吹き飛ばされた。


tata3.jpg


絶好のチャンスに攻撃できなかったサブ・・、

それは勝機を失った事を意味していた。



・・・・



・・・



・・



40分後


惑星ニューデイズ  フクオカ地方 

廃工場地下2階



「思ったより時間がかかったわね」
'無限'のレギオンの残骸の中、
シーリウが髪をかきあげてそう呟いた。
「ほんと、こいつの相手は精神的に疲れるで・・」
瓦礫の中から、レダーがよろめきながら出てきてため息をつく。



最初8体だったレギオンは、
途中から何体か追加されていき、
最終的には12体にもなっていたのだ。
全部を破壊するのには流石に時間がかかってしまった。


ちなみにレダーは4体、シーリウは8体撃破している。


シーリウとレダーはレギオンの残骸を見ながら
もう一度大きく深呼吸をした。
同じ形の物が倒しても倒しても襲ってくるのは
かなり参るようだ。




息を整えながら、シーリウはふと気づいて
周囲を見回した。
「・・・・おかしいわ。静か過ぎる」
「・・・うん?」
レダーもあたりに耳を澄ましてみるが、
正直わからない。
・・・まぁ、ゴッツォ戦前と同じ状況だが・・・。



「さっきまでどこかで強烈な意識のぶつかり合いがあったのに、
今はまったく感じないわ」
「・・・俺にはその感覚さえわからんが・・・」
いまさらシーリウの超感覚に驚くことはないが、
やはりレダーにはわからない。


必死に耳をすませてみると、
やがて通路の奥からコツコツと小さな足音が聞こえてきた。
そして様子を伺っている2人の前に、
1人の少女が歩いてくる。





「ホトハちゃんね」
「・・・案内・・致します」
「・・・そう」
歩いてきた3鬼神の1人、精霊のホトハに
動じることなく、シーリウは頷いた。
「お・・置いてくない・・」
まるで打ち合わせでもしていたかのように
通路の奥へと平然と歩き出した2人の後ろを
慌ててレダーが追いかける。




廃工場の薄暗い通路を
ホトハ、シーリウ、レダーの異色の3人が歩いていく。




「レダー・・」
歩きながらシーリウは少し歩調を落とし、
レダーの横に並び小声で話し始めた。
「どうした?」
「かなり・・まずい事になった可能性が高いわ」
シーリウの話し方にレダーはやや緊張した。
物静かな、いつものシーリウの口調のようだが、
付き合いの長いレダーにはわかるのだ。


「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
重い空気の中、3人はしばらく歩き・・・
廃工場の奥の広い倉庫へと案内されていった。






そこでレダーは嫌でも目にした。





そして、シーリウの感じた嫌な予感が
当たっていた事を悟ったのだ。





tata4.jpg




tata5.jpg




tata6.jpg




倉庫の中には、
さらわれていたミーナとシリア、
そして傷だらけのアジム、エム、サブが縛られており、
その中心でインカ・レーテルが低く笑っていた。

その光景にシーリウとレダーも息を呑む。



「レダー・・シーリウさん・・ゴメンっす」
「・・レダー」
後ろ手に縛られているミーナとシリアが
レダーとシリアに対し申し訳なさそうな目を向ける。


「・・レダーさん・・ごめん、駄目だったよ・・」
気がついたアジムも2人にむかって声をかけた。
サブとエムはまだ気絶しているのか、顔をむけられないのか、
地面に突っ伏したままである。




「どうした?シーリウ。
お前がわざわざ乗り込んで助けようとした仲間に
会わせてやったというのに・・・」
押し黙る2人を挑発するように、
インカ・レーテルがそう言った。
その横では'精霊'のホトハが無言で付き添っている。


「・・・・」
レダーはチラリと倒れているアジム達をみた。


サブは絶好のチャンスに精霊のホトハを攻撃できなかった。
その後、再びチャンスが廻ってくることはなく、
ホトハの前になすすべなく倒されてしまったのだ。




「・・私のような女を相手にするのに、
部屋を人質で囲うなんて・・・ずいぶんな自身ね?」
「ほう、いい度胸だ。この状況で挑発するとは」
シーリウの挑発にインカが低く笑い、腰をあげた。
そして、後ろにあったセイバー[クリムゾン]を掴み、
大きく天井へかざす。


「いいだろう。挑発にのってやる。
絶対の神になろうとする私が女1人片付けられないなどと、
思われては困るからな」
そう言ってセイバーをまっすぐにシーリウに向けた。
シーリウはインカの視線を受け止め、微笑み返す。


そして、レダーに小さく耳打ちする。
「いい?おそらくホトハはインカに従っているだけ。
私がインカを倒せば、それで終わるわ」
「・・・・だな」
「もし。私が負けたら・・・貴方だけでも逃げるのよ」
「!」
レダーがなにか言うより先に、
シーリウはレダーから離れ、インカの数メートル前に歩いていった。


「ホトハ。お前はそのキャストの相手をしていろ」
「・・キャ・・スト?」
その言葉にホトハが戸惑いの表情を浮かべ、
インカが眉をよせた。


「うん?もう1人の方だ。私はシーリウを片付ける」
「は、はい」
戸惑っていたホトハだが、インカに背中を押され、
レダーの方へ2〜3歩、歩いていった。


tata7.jpg


tata8.jpg


シーリウとインカ・レーテル。
レダーと'精霊'のホトハが倉庫の中で相対し、
空気が張り詰めていく。





そんな中、

ミーナは先ほどのインカの言葉を思い出していた。






(絶対の神になろうとする私が・・・)
インカは確かにそう言った。

ここ最近のインカ・レーテルの行動は全て
ケタがイルミナスの研究所から盗み出した[謎のアイテム]を
取り返すことのみに集中していると考えていいだろう。

インカが神になるために最重要なアイテムなのだろうか?
そもそもあのアイテムはなんだったのか・・・。

そしてあのアイテムはケタがミーナに預けたあと、
ミーナがなくしているが、今どこにあるのだろう??



ミーナが悩んでいたとき・・・
すでに4人の戦いは始まっていた・・・。


                        第19章へ続く

******************************

今回のまとめ
・サブ。ミーナと同じ顔を殴れなかった。
・アジム、サブ、エム達ホトハの前に敗れ、人質となる。
・レギオン撃破。
・インカは神になろうとしている。
・ケタが盗みだしたアイテムはインカが神になるためのもの?


******************************


はっはっはw
そろそろこの戦いもクライマックスなのだ〜w
あと2〜3話で人段落かな(長っ


そういや、ここで誤解を解いておくけど、
漫画の中のEMUは寡黙でクールなキャラだが、
実在するEMUは普通の人だぞ!

実はEMUはチャット入力がキーボじゃないので、
戦闘中あまりしゃべれないのだ。
んで、そのへんから「無口キャラ」になったわけで・・・w




最近あんま時間なくて、
それほど激しく遊べてないなぁ(^^;
まぁ。昨日アジムと遊んで、新アーシュラの性能を
見てきたので、次のネタは仕入れてきたがw



先週忙しくて更新速度かなり低下しました。
ごめんよ〜。

そういや、昨日も飲み会でした。
日曜日も飲み会ダス。
ウエッヘッヘッヘ(・ω・;)
この記事へのコメント
サブいい人だ〜。なんとなく予想はしてたけど、やっぱり負けてしまったか…。
レギオン全撃破はいいとして逃げたゴッツォはどこに行ったんでしょうねw
Posted by 龍牙 at 2007年07月29日 12:13
サブ…。あんた、まじで良い人だわ。ちょっと見直した(ぇ

そして、ホトハに少しばかり変化が出てきたような…。これはもしかして――
Posted by えむ at 2007年07月29日 13:16
訂正。ホトハへのコメント勘違い(マテ
だがしかしっ。戸惑った理由は、僕の予想通りならば―――

※レダー絡みの予想的中確信度がさらに上がった!!
Posted by えむ at 2007年07月29日 13:20
>龍牙さん
サブはあんなふうでいて、
結局ミーナを可愛がっているからな!!
逃げたゴッツォは・・ウフフ。

>エムさん
はっはwサブフラグ(違
しかし、今、エムのレダー絡みの予想率、
100%こえてんじゃないか?(^^;
毎回みるぞ!!
Posted by ケタ at 2007年08月01日 00:19
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