2007年04月03日

第13章「強襲」

今回も小説です・・・。

と、いうか。この流れによりケタ達の話は一つの区切りを

迎える予定・・・。

(ここに人が来てくれているうちに話、完結させなきゃね(^^;)

*******************************

第13章

   「強襲」



ガーディアンズコロニー 

???ポイント


「そろそろ・・・かな」
シーリウの言葉にエムは端末から目を離し、振り向いた。
薄暗い明かりの中に浮かぶシーリウはどこか神秘的に見える・・・、
感情の乏しい傾向のあるキャストのエムですらそう感じたのだ。

シーリウはそれほどの気高さをまとっていた。

「・・・そうか。とうとうやるんだな?」
「あぁ。これ以上延ばしても辛いだけだからな」
「うまくいくといいな・・とは言えないか。
まぁ、手伝うから好きなようにやるんだな」
エムの妙な激励を受けシーリウはかすかに微笑む。

kyousyuu1.jpg

しかし、次の瞬間その瞳は戦士のものとなっていた・・・・。




ガーディアンズ・コロニー 

居酒屋「フンドシ」


「最後にもう一杯よこせ」
サブのグローブのような巨大な手が、ぬっと出てきて、
店主が一瞬たじろいた。
この店主はビーストなのだが、どうみてもサブの方が体格が良い。
つがれた酒を一気に飲み干してサブは店を出た。

すべて造形物で覆われているガーディアンズコロニーであるが、
住宅街の方へ出れば、普通の惑星と変わらず賑やかな喧騒に包まれている。
ガーディアン本部がある人間味の感じない都心部よりも、
サブは酔っ払いがふらつくような住宅街の方が好きだった。


「フン・・・。
このまま帰るのもなんだな、どっかでもう一杯やるか」
いい加減朝が近いのだが、サブは飲み足りず、
何気なく夜道を歩いていた。


・・・そこへ・・・

「少し酔ってるようね・・・気が引けるけど仕方ないか」


「ぬぅ?」
不意に声をかけられ、サブが眉をよせて振り返った。
夜(コロニー全体の証明を暗くしているだけだが)の薄暗い中に、
黒いコートのような服を来た女性が立っていた。
その姿を見た瞬間、サブから一気に酔いが抜ける!


「ぐはは!これはシーリウさんではないですかぁ!!」
満面の笑みを浮かべてサブが声を張り上げ、
その馬鹿でかい声にシーリウは少し顔を歪めた。
サブは以前シーリウを見た時に一目ぼれしてしまい、
なんとかしてもう1度会いたいと思っていたのだ。


「いやぁ、ちょいどいい!飲みましょう。ガハハ!」
「・・・・・」
サブが笑いながらシーリウに近寄った瞬間・・・

kyousyuu2.jpg

「!!」
サブはまるで目の前で竜巻が巻き起こったような感覚を感じ、
数メートル吹き飛び、
そのまま血を撒き散らし道路に突っ伏した。
「悪く思わないでね」
シーリウの静かな声をかすかに聞きながら、
サブは目の前がまっくらになっていった・・・。






同時刻 

ガーディアンズコロニー 

アジムの店


「ご主人・・ご主人・・・」
妖怪 アーシュラの声が聞こえアジムは目を開けた。

「どうしたの?アーシュラ?まだ朝なってないよ・・」
いきなり起こされてアジムは大きなアクビをし、目をこすった。
時計を見ると、まだ夜明けまで3時間はある。


アーシュラはアジムのパートナーマシナリーであり、
アジムの事を第一に考えている。
そのアーシュラが休眠中のアジムを起こす事など極めてマレだ。


「ご主人。急いで服着て戦闘準備を」
「ふぇ?」
未だに半分夢の中にいるアジムにアーシュラの言葉は半分も
理解できていなかった。
しかし、それが災いしてしまった。


「うわっ!」
突然寝室の壁が崩壊し、粉塵が舞った。
アジムがふとんから体を起こし、アーシュラが身構える中、
崩壊した壁から、1体のキャストが姿を表す。

kyousyuu3.jpg

以前、シーリウがケタを襲撃した際に、
アジムを襲撃してきたキャスト「エム」だ。


「お前が私の警報装置を外部から停止させたのか」
「パートナーマシナリーなどに用はない。来てもらうぞアジム」
アーシュラの問いには答えずにエムはアジムの方を見た。


「潰す・・・!」
アーシュラが近くに置いてあった大剣を掴み、エムに振り下ろす!
だが、大剣がエムに届く直前にアーシュラの足元で小規模の爆発が
起こり、アーシュラは右手と左足を失い、吹き飛んだ。


「アーシュラ!!」
「フン。バーントラップにすら気付かないとはな・・」
アジムが悲鳴をあげる中、エムが鼻で笑った。
エムは壁を壊した時に、すでにバーントラップを仕掛けておいたのだ。
計算どおり・・・という所だろう。


「さて・・・アジム、力づくでも来てもらうぞ!」
「よくもアーシュラを!!」
「・・!」

kyousyuu4.jpg

アジムがいきなり放ったフォ・イエが不用意に近づいたエムを
直撃し、そのまま壁に叩きつけた。


「・・・やるじゃないか!」
「・・・かっ!」
しかし、すぐさま起き上がったエムがアジムの首を掴み、
そのまま恐ろしい力でアジムを持ち上げた。
アジムの首がきしむような音をたて、激痛が喉を襲う。


「まだ殺しはしない、ただ抵抗できなく・・・」

kyousyuu5.jpg

エムがそこまで言った時、半壊したアーシュラが思い切り
体当たりし、エムとアジムが床に転がった。
すぐ起き上がったエムが激しく咳き込むアジムに近づこうとした時、
再びアーシュラが飛び掛ってきた!


「なにを・・・まさか!」
気付いた時にはすでに遅かった。
エムに抱きついたアーシュラはそのまま内部のフォトンリアクターを
暴走させ・・・自爆していた。


                      続きます。

*******************************


あ。ケタでてきてねぇ(笑)

小説で申し訳ないような気もするけど、

一応このままエンディングまでいくつもりです。



(たぶん途中に「おまけ漫画」入れるけど、
おまけ漫画は時間帯関係ないので、気にせんで〜(^^;)
この記事へのコメント
なんか、めっちゃ悪者だーっ?!w(オチツケ

ていうか、アーシェラの真面目に献身的な姿を初めて見た気がする…(感涙
ほんとはいい子なんですな…。アジムさん絡みに限って(マテ
Posted by えむ at 2007年04月04日 08:58
お邪魔します〜!
ランキングサイトでお見かけしてたどり着きました(^-^)
漫画&お話とても楽しく拝見しております。
特にPMのアーシェラは最初は怖いと思っていましたが段々可愛く...(笑)

私も一応PSUのBlogをやっていますので、Linkさせていただきました。
そちらのご報告に参りました次第です。

これからも漫画楽しみにしております〜!
アーシェラちゃんが幸せになれますように(笑)
Posted by おる at 2007年04月04日 14:31
>エムさん
シーリウサイドのキャラにしてもうたから、
ケタ側視点からの話だと悪役っぽく・・(^^;
しかし、その実態は・・・!(ナンダロウ

>おるさん
始めまして!コメントありがとですw
お、やっとアーシュラを可愛いと言ってくれる方が・・・。
そう、アーシュラ結構可愛いのよ、
ギョロリとした目に、サメのような口・・・
よくみると愛嬌が・・・あるようなないような。

リンクありがとです!こっちもリンクしますね〜。
これからよろしくぅ!(・△・)b
Posted by ケタ at 2007年04月04日 21:35
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