2007年03月22日

第11.6章「月下の聖地2」

*今回は小説です。

 漫画にもかなり関係ある話なんですが、

 「小説なんて読むのめんどい!」

 って方のために、この記事の最後に

 この小説で明らかになったことをまとめておきます。

 小説いらんけ内容だけ把握しときたいって方は記事の最後を
 
 チラっと見てくだせぇw


ちなみに前編はこれ(・ω・)つ「月下の聖地」


第11.6章

「月下の聖地2」


ニューデイズのシコン諸島。


月明かりが照らす中、ケタとシリアが木の根に腰掛けていた。


「俺とシーリウは元々はガーディアンのコンビなんだわ」
「・・・・そうなの?」
ケタとシーリウがパートナーだった事は、
すでに知っているシリアだったが初めて聞いたかのように装った。


gekka3.jpg

「パートナーの期間は4年くらいだったか・・・、
最初に出会ったのは数年前だな、なんかのミッションで一緒になったんだが、
その時からシーリウの強さは異常な程だったなぁ・・・」
「・・・へぇ」
シリアはケタとシーリウが戦っている所を実際にみている。
冷静さを欠いていたとはいえケタの攻撃を軽くあしらっていた
シーリウにはシリアでも歯が立たなかっただろう。


「その後、シーリウの方からパートナーカードを渡してきてな。
なんとなく気があってたらしくてそれからずっとパートナーだったんだ。
・・・・・あのミッションまでね」
「・・・」
最後のセリフを言ったときケタの顔が歪み、
それと同時に月が雲に隠れ、あたりが暗くなった。
薄暗い中、表情を歪めているケタはまるで全く違う人のように見えた。


「数年前。俺とシーリウはテロリストの小さなアジトに
乗り込んだんだ。敵は少数だし、簡単なミッションのはずだった」
そういってケタはその時の事を話し始めた。


・・・

・・・


数年前
惑星モトゥブ テロリストアジト


「ま、こんなモンかねぇ」
「そうね」
ケタとシーリウはモトゥブの荒野にあるテロリストのアジトに
乗り込んでいた。
基地内にいたテロリストも少数でシーリウの敵ではなく、
2人は次々と証拠の品を集めていた。


「これは・・・シーリウ!凄いの見つけた!」
隠してあったディスクの中身を確認してケタは声をあげた。
「どうしたの?」
「マガシ・・っつかエンドラム機関との繋がりが書いてある!
と、いうかこれはエンドラム機関がテロリストを指揮してたと
見て間違いなさそうだわ」


同盟軍であるエンドラム機関。
特にマガシの行動が怪しいとはガーディアンの間では噂になっていた。
しかし、とうとう証拠を手に入れたのだ。


「ごめんなさいね、ケタ」
「ん〜?どうしたん急に?」
シーリウの言葉を軽く聞き流し、ケタは証拠のアイテムを眺めていたが、
不意に風が入ってきてさすがに顔をあげる。
シーリウが基地から外へ出る通路を空けていたのだ。


gekka4.jpg

ケタが軽く目を丸くする。
「そんなに焦んなくても・・まだ証拠ありそうだよ?」
「いいのよ。証拠なんて全て消えてしまうから・・」
「?」
証拠を手に入れ、テンションの上がっているケタと
反対にシーリウの表情は完全に沈んでいた。


「シー・・リウ?」
「そうよ。テロリストの正体はエンドラム機関で間違いないわ。
・・・でも、まだそれを明らかにされるわけにはいかない」
ケタはシーリウの言っている事の意味が理解できなかった。
しかし、シーリウが本気で言っている事はわかっていた。
シーリウは冗談を言うような性格でもないし、
なにより表情が真剣そのものである。


「私はエンドラム機関に行かなければならない。
マガシが私に出した条件は2つ・・・1つはこの基地の証拠の始末」
「なにを・・」
「そして2つ目は・・・」
シーリウがそう言った瞬間、アジトに激しい振動が走った。
天井の一部が崩れ、あたりに粉塵が舞う。


「シーリウ!!」
「2つ目は私がガーディアンに戻れない決意を見せること・・・
ケタ・・・ゴメンなさい!」
シーリウはそういい残して、開けていたドアの向こうに消え、
すぐにドアが閉まった。


「待て!シーリウ!!」
ケタがすぐさまシーリウが消えたドアに駆け寄ったが、
ドアはビクともしない。
シーリウがキーをロックしたか、ドアを破壊したのだろう。


gekka5.jpg

「なんで・・・シーリウ!」
ドアに向かって怒鳴るが、当然ドアの向こうから返事はない。
そうしている内に再びアジトの中を激しい振動が襲った。
そして、微かに火薬の臭いが・・・。


「じょ、冗談じゃない!」
完全にこのアジトを潰すために、シーリウがケタの目を盗んで、
あちこちに爆弾でも仕掛けたのであろう。
2回目の振動を口火に基地の至る所で爆発がおきはじめた。


通路の壁に亀裂が入り、天井が崩れて落ちてくる中、
ケタは出口に向かい走り続けていた・・・


しかし・・・

ケタが出口に辿り着くはるか手前で

・・・アジトは完全に崩壊してしまった。



・・・

・・・


現在 

惑星ニューデイズ シコン諸島


「俺はなんとか助かったけど、酷い怪我でね。
動けるようになったのはそれから1年後。
その間にエンドラム機関はイーサンにより壊滅、
シーリウは行方不明のままだった」
ケタの言葉にシリアはなにも言えなかった。


4年もの間、パートナーだったケタとシーリウ。
それなのになぜ突然シーリウはケタを売ったのだろう。


だが、その時シリアは1つの事に気付いた。


「待って。それじゃなぜシーリウはケタを狙ってきたの?」
シリアの言葉にケタは頭をかいた。
どうもこれはケタにもよくわからないようである。

そう・・・、
ケタにはシーリウを恨む理由があるが、
シーリウにはケタを恨む理由がないのである。
なぜいまさらになってケタの前に現れたのだろうか・・・?


「もしかして、イルミナスに!?」
「・・・その可能性もあるわなぁ・・」
マガシ率いるエンドラム機関にシーリウは寝返った。
そのマガシがイルミナスに所属しているので、
シーリウもイルミナスに移っている可能性もないわけではない。


そしてイルミナスであるなら、
ガーディアンであるケタを狙った理由にもなるのだが?


「まぁ・・・考えてもわからないなぁ・・」
「そうね」
ケタとシリアは2人でなにげなく月を見上げた。
雲から出てきた月はさっきより輝いているように見えていた・・。


・・・

・・・


惑星パルム  ???基地


gekka6.jpg

「こ、この魔女めが!」
マガシがうめきながらそう叫んだが、もはやその体に力はない。
マガシの右肩から入ったセイバーは、
そのまま胴体を切り裂き、すでに致命傷を与えていたのだ。


「・・・・」
セイバーを引き抜いたシーリウが動かなくなったマガシを
見下ろしていたが、やがて軽くため息をついた。


「終わったか、どうだった?」

emu.jpg

かつてアジムを襲撃してきた[キャスト]エムが
ライフルのフォトンリアクターを交換しながら、
駆け寄ってきた。
エムが派手に暴れてオトリとなり、雑魚を引き付けている間に
シーリウがマガシを狙ったのである。


「いや、こいつもただの劣化複製品だ・・」
「そうか、ここにもそろそろ兵が来る。引き上げるぞ!」
「わかっている・・・」


2人がいなくなって数分後、
イルミナスの兵隊が完全に破壊されたマガシを発見した・・・。



********************************

今回判明したこと。
(小説読むのめんどい人用w)

@シーリウはガーディアンからエンドラム機関に
寝返る為にケタを裏切った。

Aなぜシーリウが裏切ったか、
なぜ再びケタの前に現れたかはまだ不明。

B現在はシーリウはマガシと敵対している


********************************


ギャグマンガだけだと、話に厚みがなくなるので、

こういう小説も・・・。


やはり普通にギャグ漫画のが性に合ってはいるんだけどね(^^;

この記事へのコメント
初めまして。
以前から度々お邪魔していましたSulutoと申します。
いつも楽しく拝見させて頂いてます。
自分もPSOの頃から二次小説というか創作的な
小説を書いているのですが読みにくいというか
酷い文章でして…orz
(書き方が基本、一人称なのが問題かもしれませんが)
それに比べてケタさんの小説は読みやすいなぁと
羨ましく思ってしまいますw
これからの話の展開も楽しみにしていますので
頑張ってください応援してます。
それではまたコッソリとお邪魔します。
Posted by Suluto at 2007年03月22日 11:30
はじめましてsulutoさん!
かなり小説書いてますね、設定が俺のとは
ダンチで細かい・・w
俺の結構ザックリ設定だしなぁ(−−;
sulutoさんの小説別に読みにくくなかったですよ〜、
さらに、絵がうまかったな・・(・ω・;)
お互い頑張りましょうw
Posted by ケタ at 2007年03月22日 19:49
「エム」キターw
しかも初セリフ…!! これで悔いはない…(マテ

それにしても、シーリウの行動目的がいまだわからない。マガシさんに恨みがありそうだが…。
Posted by えむ at 2007年03月23日 00:55
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