2011年08月29日

第四部 第8章「リアとシリア(後編)」

今回も小説です。
小説が嫌いな人は、記事下部の「まとめ」部分で内容確認してくださいw


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クラッド6

病院 手術室前





「・・・長いね・・」


「・・・」


アジムがぽつりとそう呟いたが、

返事は誰からもなかった。







手術室の前のイスに、

ラウマ、ケタ、アジムが座っている。





皆、黙っており、会話はない。





ラウマは苛立ちを前面に出して

腕組みをしたまま手術室を睨んでいるし、


ケタは半分放心状態で、

うつむいて何も見ていない。


そんな2人に挟まれたアジムが

居心地悪そうにたまに独り言をいう程度だ・・・。
















リアが手術室に入って、そろそろ5時間はたつ・・・。


















リアはラウマの部屋でパニック状態になり、

ケタの前で謎の大量出血を起こした。




その後、アジムが応急処置をしながら治療室に運ばれ、

そのまま緊急手術となったのだ。





よくわからない薬や、輸血用と思われるパックが

慌しく追加されていることと、

一向に終わらない手術が、不安を募らせていった・・・。























そして・・・


























閉ざされていた手術室が開き、

数名の医師が出てきて、

それと同時にベットに寝かされたリアが運ばれていく。









(終わった・・・?)


医者や運ばれていくリアを見ながら困惑する3人。

やがて、1人の医者がケタの前へとやってきた。








「とりあえず一命は取り留めました」



運ばれていったリアの顔が真っ白だったので、

最悪のケースが頭によぎったのだが、

とりあえずは無事だったようだ。







「・・・・よかった」


医者のその一言に3人は大きくため息をついて、

再びイスに座り込んだ。








「・・・結局なんだったんですか・・?」


「・・お前が刺したんだろ・・っ」


「・・・」


医者に詳細を聞いたケタにラウマが暴言を吐き、

アジムが軽く睨んだ。



だが、医者の方も何か困惑しているようで、

すぐにしゃべろうとしなかった。














「そうですね。

まずはあちらの部屋でお待ちください。

執刀をしてくれたドクターが説明にあがります。

・・・・色々聞きたいこともあるようですし・・」




その医者は指で廊下の先にある診察室を指差し、

「では、私はこれで」と呟いて、

リアが運ばれていった方向へと歩いていった。





「・・・・」

「ケタさん・・ラウマ、行くよ」

「・・・あぁ・・」


アジムに促されて、

ラウマ、ケタ、アジムの3人はその案内された部屋へと向かった・・・。















・・・・・・



・・・・



・・
















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「・・・本当に医者・・?」

ドクター・軽 だ」


案内された部屋で待っていた3人の前に現れたのは、

どうみても怪しいマントのガチムチだった。




3人の前でそのガチムチ・・・、ドクター・軽が

ライトボードに何かの画像を貼り付けていく。




どうやら、リアの患部や、傷口の様子らしい。











「彼女は失血性のショック状態だった。

もし、そこの少年が応急処置をしてなかったり、

運ばれてくるのが後10分遅かったら・・・

まず、間違いなく彼女は助からなかっただろう」



「・・・・」



ドクター軽の言葉に、ケタは息を大きく吐き出した。

そして、アジムの肩をポンポン、と叩き、口を歪めて少し笑った。


アジムも軽く手をあげて、それに応える。


一方の、ラウマはいかにも苛立ちMAXという様子だ。






ドクター軽は、3人の表情を一瞥した後、

改めて説明を続ける。







「まず結論からいうと、先程も言ったが、

大量失血によるショック状態・・まぁ、出血多量だ。


そして、出血元はココだ・・」


そういいながら、ドクター軽は、

画像の一部分をレーザーポインターで指した。



まぁ、予想通りというか・・、

そもそもラウマ達は失血中のリアを見ているので、

どこから血がでていたかは知っている。





左胸だ。





「そう、左胸部からの出血だ・・・が、

少し違う・・・」




「・・・え?」




「致命的な出血は

心臓と、左肺からだ」



「・・・心臓?」



「よく見なさい。ココだ」



身を乗り出した3人に

ドクター軽はライトボードに近寄り、

指で直接患部をしめした。











「彼女の体には大きな傷がある。


左胸と左後背部にある大きな傷だけじゃない

肋骨の・・・ココだ。

あと、心臓のこの部分、肺はこの動脈だ。

少し膨れているのがわかると思うが、

これは一度細胞が切り離され、再結合した後だ」



「・・・たしかにリアには傷があったが・・」



ラウマはリアに直接左胸の大きな傷跡を見せてもらったから

知ってはいたが・・・やはり相当な怪我だったようだ。







「つまり、彼女には、正面から皮膚、肋骨を貫いて、

そのまま肺、心臓を貫通、

そして背中に抜けるという大きな傷跡
があったわけだ。


傷跡からみた推測だが、刀か鋭い爪かなにかで

一気に刺しぬかれたような傷跡
だ」




ドクター軽の説明を聞いて、

明らかにケタの表情が曇る・・・。



・・・そして、

苛立ったラウマが舌打ちをして、立ち上がった。











「はっきり言ってくれよ先生!

リアは、その古傷の上から刺されたってことだろ!


・・・・なぁ、ケタ!そうなんだろが!!」




「・・・・」



「・・・おい!」


何も言わないケタに激昂したラウマが掴み掛かった!








「お前がリアを刺したんだろが!!」


「・・・・」


何も言わないケタに向かってラウマが拳を握り締め、

思い切り殴りかかった・・・が、

その腕をドクター軽が掴み2人を引き離す。








「病院は怪我を治す所だ。怪我人を出す所ではない。

・・・それに話は最後まで聞くことだ」



「・・・・」



ドクター軽に言われ、

ラウマは腹立たしさを前面に出したまま、イスに座りなおした。


ケタは何考えているのかわからない表情のまま、

次の言葉を待つ・・・。



ドクター軽はラウマが

とりあえず落ち着いたのを確認して、再び口を開いた。
















「出血したのは、この古傷からだ。

刺されたとかでできた新しい傷ではない



「・・・古傷が開いた・・・だけ?」



「うむ。

極度の興奮状態ストレスにより、

急激な動悸、硬直による全身のひきつけで、

モロい古傷が破れて大出血
したんだろう。


通常、体内でこれだけの出血があった場合、

体内に満たされた血液で心臓が動くスペースがなくなり、

心停止で死亡するのだが・・・皮膚も裂けたため、

血液が外へ逃げたのが幸いだったようだな。


・・・とはいえ心臓が裂けかかってたんだ。

助かったのは奇跡と言ってもよい」



「・・・・・」



つまり、パニック状態になったリアの古傷が

ケタが体を支えた時に開いたというわけだ。



リアがパニック状態になったのはラウマといた時だから、

これではケタを責める事はできない。



ラウマは振り上げた拳の行き先を失い、

・・・・それでも無言でケタを睨みつけていた。



しかし、ここで、ドクター軽の顔が険しくなり、

腕組みをして、3人に向き直った。









「だが、どうしても解せない事がある。

・・彼女のこの傷跡だが・・・縫合した後がなかったのだ」









「・・・・どういうことです?」



「皮膚、心臓、肺、肋骨・・・

傷跡はあるのに縫合した後がない・・・。


つまり、彼女はこの傷を追った際に治療を受けていない


だからこそ、今回、傷跡が不自然に引きつれた際に

一部が破れてしまったんだ」




「・・・」




ドクター軽の言葉に、ラウマは眉をよせ、

ケタとアジムは顔を見合わせた。




「こんな致命傷を負っていて彼女が生き延びた事も驚きだが・・・、

これが自然治癒したとするとは思えない。


一体、過去に何があったのか・・・」







「・・・リアに会えますか?」







「今は麻酔が効いてるので無理だ。

衰弱も激しいから、絶対に興奮させないと誓えるなら

3時間後に2分だけ時間をやろう。


集中治療室の向かい側にある親族用の待合室を使うといい」





「・・・ありがとうございました」




「うむ。

今回、裂けなかった傷跡も含め処理しておいたので、

もう今回のようなことは起きないはずだが・・・。


・・・・仲間同士でいがみあってないで、

彼女を大切にしてやることだな」
















・・・・・・



・・・・



・・














クラッド6

病院内 待合室




「・・・全て話してもらうぞ」


「・・・あぁ」



待合室に入るなり、

ラウマはケタとアジムに向き直り、そう言い放った。




リアが助かった事で安心したのかケタは

もううつむいてはなかった。



しかし、ラウマは相変わらずの敵意を2人に向けている。









「お前はリアの事をシリアと呼んでたな・・?

どういうことだ!

シリアとかいう女は死んでるんだろうが!




「・・・・3年前。

暗黒惑星リュクロスから帰還していたシャトルが墜落し・・・、

俺とアジムと仲間でその現場に向かった。


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・・・そこには1体のSEED変異体がいた」



「・・・人間が変異した固体か?

当時の技術でも治せたんだろう?」





「そのSEEDは強力でとても捕獲どころではなかったんだ。

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・・・死闘の中、俺が繰り出したセイバーがSEEDの心臓を貫いて・・・

SEEDは谷底に落ちていった・・・」



そういってケタは自分の右手を見つめ、強く握りしめた。

目を瞑れば、あの感触が蘇ってくる。





そして、目を開いたケタは真っ直ぐにラウマの目を見た。





「・・・そのSEEDこそ、

汚染され、変異していたシリアだったんだ」





「・・・なんだと・・」




ガーディアンズは抗SEEDウイルス剤を投与しているので

通常だとSEED化することはない
んだが・・・、

シリアはSEEDの大本となるリュクロスにいた




「たぶん、シリアさんは抵抗剤の効かないような高濃度の汚染を受けたか、

新種のSEEDにでも感染してしまってたんだと思う。



期間中のシャトルが墜落したのも・・・、

たぶんシリアさんがSEED化して暴れたせいなんじゃないかな・・・」




(・・・そういうことか)

ラウマはケタから目をそらさずに心の中でそう呟いた。








情報屋から聞いた[ケタは仲間殺し]というのはコレだったのだ。












SEEDと化してしまった仲間を

ケタが倒していたのだ。












しかし、それがなんでリアと関係がある?












「シリアさんが死んでから数年したある日・・・。

僕とホトハはニューデイズのミズラキ保護区で

気になる女性を見つけたんだ」



「・・・・」



その女性から感じるフォトンは、

死んだはずのシリアさんとそっくり
だったんだ。


と、いっても完全に同じでもない




シリアは死んだはずだが、

死体はみつかっていなかった


そして、現れたシリアそっくりのフォトンを持つ女性・・・。


俺達はわらにもすがる思いでその女性を調査した。

・・・それが・・・」




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「・・・リア・・・か」


ラウマの言葉にケタとアジムが無言で頷いた。







「しかし、リアを調べても何も分からなかった。

ある日、突然ニューデイズにいた・・・が、それ以前が全くない。


・・・・リアは突然存在したんだ・・・この世に・・」




僕達が殺してしまったシリアさんが・・・

もしかしたら姿を変えて生きていたのかも



僕達はリアさんがリトルウイングに入ったときいて、

彼女を追ってリトルウイングに出向してきたんだ。


・・・一緒にいれば何か・・・

リアさんがシリアさんなのかがわかるかもしれない
、とね」




「・・・・・」




ラウマはケタとアジムをゆっくりと見渡し、

イラだったようにため息をついた。



ベテランのガーディアンズである2人が

新設されたばかりのリトルウイングの・・、

それも、素性の知れない新人にこだわった理由が'コレ'か・・。





「・・・それで・・・。

実際はどうだったんだ・・・?」



「・・・・正直、推測でしかないんだが・・・」



ケタは、一度、心を整理するかのように天井を仰ぎ・・・

一息置いて、再び口を開いた。








「シリアはSEED変異体となり、

俺に心臓を貫かれ、谷底に落ちた・・・が、

SEEDの生命力ゆえか、死んではいなかったんだと思う。






瀕死・・・おそらく仮死状態だったシリアは

長い時間、誰にも発見されずにいた」





「リュクロスから帰還中に墜落したシャトル

(シリアが乗っていたやつね)周辺は

かなり念入りに生存者の調査が行われたんだけど・・・。


SEED化したシリアさんは墜落現場からかなり移動してたし、

ニューデイズのミズラキ保護区は深い森だからね・・・」





「SEEDの生命力で生き延びたシリアは・・・

長い時間をかけ、今度はSEEDの細胞を取り込み始める



・・・自力で、SEEDからデューマンへ進化したんだ




「・・・・・」




デューマンとは・・・、

ここ最近、新たに確認された種族の1つだ。



ビースト、ニューマンのように

ヒューマンから派生した種族ではあるが大きく違うところは、

一種の品種改良により造られた他の種族とは違い、

人為的に作られた種族ではない
事だ。



ヒューマンの突然変異体だと言えばわかりやすいが、

突然変異体として、ヒューマンからデューマンが産まれるのではなく、

ヒューマンの固体が突然デューマンへと変異してしまうのだ。



正確にいうのであれば'変態'と、いうべきか。












いや、HENTAIじゃなくて、変態は真面目な単語だよ?














そして、デューマンは、'ある特定の条件'が揃った場合に、

ヒューマンから変態すると言われている。




まだまだデューマンについては研究途中であるため、

詳しい条件や、ヒューマンとの違いは明らかにされていないのだが、

デューマンの多くが'SEED汚染’と関係があることが多い。




仮説では、何かの因子を持つものがSEEDと接触すると

デューマンとして変態する・・・・となっている。







「シリアは元々、ガーディアンズとして何度も

抗SEED剤を投与している上に、

ミッション中にSEEDとも接触している。


シリアの体内にSEEDに対する・・・耐性?

免疫・・・準備・・・
?なんというかよくわからんが、

そういうものがあってもおかしくはない」




「・・SEED、そしてデューマン・・・か」




「長い・・・長い時間をかけて、

シリアは生き延びたんだ・・・。


そして、その間に自分のほとんどの'もの'を失ってしまった。

記憶。

性格。

感情。

・・・自分の容姿すらも・・・」




「・・・・」





全てを語ったケタは・・・

辛そうな目でリアが眠っている

集中治療室のある方向をみつめた・・・。












SEED化したシリアに気付いていれば・・・。




あのSEED変異体をなんとかして助けようとしていれば・・・。




・・・こんなことにはならなかった。













そういう目をしていた。




























しかし、ラウマにはそれが気に食わない。

















「・・・・じゃぁ・・、

とっとと教えてやればよかったじゃねぇか」



ラウマが不快感を隠さずに眉を潜めながらそういった。

ケタがため息をつきながら、再びラウマの方を向く。






「自分が殺した事を相手が思い出すのが嫌だったのか!?

ァア!?

思い出してたら口封じするつもりだったとかな!?」





「・・・ラウマ!!」




身を乗り出したアジムをケタが手で制した。


「・・・」

アジムが帽子を目元まで深くかぶり壁にもたれかかる。








「確信がなかったんだ。

シリアの体のデータと、

ヒューマン→SEED→デューマンと変化していったリアのデータじゃ、

DNA鑑定も、生態フォトンでの鑑定でも、

'よく似ている'とまでしか一致しないんだよ・・・。


そして、本人は記憶喪失で自分が誰かもわからない





「・・・それに記憶のないリアさんに、

'君はシリアさんの可能性がある'と吹き込んで、

違っていた場合、それはそれでリアさんを弄ぶ事になる。



僕達は苦渋の選択で何も言わずにリアさんを監視したんだ。



・・・・'リア''壊れたシリア'かもしれないと思いつつ、

一緒に行動するのがケタさんにとってどれほど辛かったのか

・・・ラウマにわかる?」





「・・・・・・・・」






重たい沈黙が、待合室に流れた。




事情が事情とはいえ、

リアがこんな事になった原因のケタとアジムを

どうしても許せないラウマ。



シリアを殺した重荷を担ぎ、

心を殺してリアを見守っていたケタ。




・・・・・ケタの言い分もわかる・・・が、

ケタが見ているのは'シリア'とかいう女で・・・

'リア'ではない・・・。







ラウマが何か言おうとした時・・・

ガチャリと音がして、待合室にドクター軽が入ってきた。




「患者の意識が戻った。


2分だけ面会を許可するが、

絶対に興奮させるんじゃないぞ?

今、再び、ショックを起こして縫合が破れたらまず助からん」



「・・・・・」



ドクター軽の言葉をきいて

ケタが再びイスに深く腰を下ろした。


「・・・俺は行かない方がいいだろう・・・」


「・・・そうだね。僕が様子をみてくるよ」


「・・・ふん」


イスに座りうつむいているケタを残し、

ラウマとアジムは、集中治療室へ向かった・・・。

















・・・・・・




・・・・




・・














クラッド6

病院内 集中治療室




異質な部屋の中に、

リアが横になっていた。


周りを取り囲む様々な計器はリアの

身体状況を測定しているのだろうが、

そのほとんどはラウマやアジムにはわからない。


ただ、白を通り越して土気色になっているリアを見て、

自然と、目に涙が込み上げてきた・・・。

















そして、2人に気付いたリアが

うっすらと目を開けた。















「・・なんでヘンテコな格好してんの・・?ワロタ」



全身を無菌服に包み、マスクと帽子をかぶっている

ラウマとアジムはまるで'給食のおばちゃん最終形態'だ。







しかし、今のリアの状態の方が、よっぽど酷い。







「・・・俺がわかるのか・・?」


「・・・?何が?」


「・・・俺の名を言ってみろ」


「北斗の拳でも読んだの?・・ラウマ」


リアの反応をみて、ラウマは目を細めた。










「えっと・・レバーどうしたんだっけ・・・。

焼こうとして・・・・えっと・・」



「・・・いや、考えないでいい。

今はゆっくり休んでろ・・」



「・・・・」














・・・・・・・



・・・・・



・・・












クラッド6

病院内 待合室










「・・・そうか。

記憶が戻ったのはあの一瞬だけだったか・・」


アジムの話を聞いたケタは

複雑そうな表情でそう呟いた。






「あの時も、記憶が戻ったというよりは混濁してたね。

もう、いつものリアさんだったよ」



「そう、あいつは'リア'だ。

お前らの言う'シリア'とかいう女じゃねぇんだよ」




吐き捨てるように言ったラウマをアジムが軽く睨む。

ケタは自嘲するように唇の端を歪めた。










「・・・で?

お前らはこれからどうするんだ?」



「・・・どういう形にしろシリアが

生きている事が確認できた。

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んで、今のシリア・・・リアには俺達は必要ないだろう」



「・・・・」



俺達はガーディアンズに戻ろう


リトルウイングへの出向は違うガーディアンズに引き継ぐ。

・・・まぁ、その場合は、

後任のガーディアンズはラウマ達とは

行動を共にはしないだろうな」



ケタ達は元々ガーディアンズであり、

リトルウイングに出向していたのは、

リトルウイングの実状調査の監査官としてであり、

ラウマと行動を共にしていたのは、

リアの様子をみるためだ。



ケタ達が監査を引き継いでガーディアンズに戻れば、

ラウマ達との関係はなくなる。


さらに、後任のガーディアンズが誰になるかは知らないが、

わざわざ新人で、若いラウマ達の所には来ないだろう。








「・・・・じゃぁな、ラウマ。

後はうまくやってくれ・・・」




「あぁ。大丈夫だ。

仲間に殺される心配もなくなるしな」




「・・・・そうだな」



ケタはそう呟いて、腰を上げた。






アジムは・・・

空笑いを浮かべ、肩を落としたケタをみて、

凄く小さく感じた・・・。















「・・・ケタさん」



「うん?」



待合室から出ようとしてドアノブを掴むところだったケタが

アジムに呼び止められて振り返った。





「軽く飲み行こうかw」


「ぉう?そんな気分でも・・・」


「どういう形にせよシリアさんは生きてたんだ。

祝杯あげようよ!」



沈んでいるケタに対し、

無理にテンションを上げてまくしたてるアジム。


ケタにはその心遣いがありがたかった。




「・・・そうだな・・。

じゃ、飲み行くかw」



「うん。先に向かってて。

僕は退室の手続きやってから行くから」



「おう」



軽く返事したケタはそのままドアを開け、

待合室から出て行った。



そして、イスに座ったままのアジムを残し、

ラウマもドアノブに手をかけた・・・が、


「ラウマ・・・お前には話がある」


「・・・あん?」



アジムが小さい声・・・ではあるが、

ハッキリとした意思を感じる声でそう言い、


ラウマがアジムの方を見た。




















・・・・・・・



・・・・・



・・・














5分後









「・・・ラウマ。

ニューマンだから僕には人の心の気配が

なんとなくわかるんだよ・・」









「・・・・」









「お前は'何か'から逃げてる

・・・


その何かのせいで、人と関りあいたくない。

・・・だから、人を拒絶する・・・」










「・・・・・」












「人の表面しか見てないお前に・・・

僕達の強さは見えやしない」











「・・・・・」













「だから・・・


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こんな喧嘩でさえ僕にすら勝てないんだ」


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「・・・ぐっ・・・」




起き上がろうとしたラウマだったが、

フラついて壁に手をついて、両膝をついた。



それを静かに見下ろすアジム。









「自分1人でなんでもできる?

そう思うんならそうだろうね。


お前の頭の中ではね」








「・・・てめぇらはできる・・ってのか!?」






「できるわけないよ。

だから、仲間がいるんだ」






「・・・・・」






「お前にシリアさ・・・リアさんを

任せるのは凄く不安だけど、

ケタさんがそう言うなら仕方ない」


(それに、もし、本当にインカ一味との

再戦があるのであれば、

ラウマとリアは足手まといになって危険だしね)



アジムは心の中でそう付け加え、

そして、にらみ続けるラウマを再度見下ろした。






「だけど、少し考えた方がいいよ。

変わらなければ・・・

この先、お前は何もできない」






「・・・・」




そう呟いて・・・・

アジムはラウマを残し、待合室を出て行った・・・。















・・・・・・・・





・・・・・





・・・















2日後


クラッド6 

リトルウイング事務所




「・・・なんだったんだろうな」


クラウチはガーディアンズからの報告書を見ながら

首をかしげた。



報告書にはリトルウイングに監査にきていた

ケタとアジムがガーディアンズに戻る旨と、

替わりに出向するガーディアンのデータが載っていた。





「あのシーリウの推薦とかいうから、

何かあるんかと警戒してたんだが。


あの新人(リア)が死にかけた件でこいつらに責任が

あるわけでもなさそうだしなぁ・・・」



クラウチはもう一度うなったあと、

机の上に報告書を放り投げてイスにもたれかかった。













・・・・・・・




・・・・・




・・・











1週間後



ガーディアンズコロニー内

居住空間内






「こっちも久々だな」



「そういや、そうだね」



ケタとアジムはガーディアンズ内部の

居住区域通路内を歩いていた。



リトルウイングに出向していたときの

荷物や、色々な手続きで、

ガーディアンズに戻ってこれたのはつい昨日。



戻ると同時にサブから連絡があったのだ。


そして、今、サブの部屋へ向かっている所である。

















「そうだ。シリアさんの事は

伏せていたほうがいいかも」





「・・・・そう?

シーリウにはもう伝えちゃったぞ」




「シーリウさんは仕方ないよ。


でも、あんまりみんなに伝えちゃうと、

シリアさんに会いに行く人が出るかもしれないし・・・。


リアさんはまだ不安定だし、

シリアさんに戻る可能性がないなら、

下手に構うのは混乱させるだけのような気がする」




「・・・・。

じゃ、当面は秘密にしておくか」






そんなことを話しながら歩いていた2人は

サブのマイルームの前まで来ていた。



ケタが訪問用のブザーを鳴らし、ドアが開いた。





「おぉっス。2人とも久々ッス!

早かったッスね!」



だが、2人を迎えたのはサブではなくミーナだった。


とりあえずミーナにうながされ、

サブの部屋の中に入る。












「サブさんはどうしたの?」



「あぁ、もうすぐ帰ってくるはずッスけどね。

適当にくつろいでるといいッス」



「しかし、なんでミーナがいるんだ?」



「うん?フィアンセなら普通じゃないッスか?」












「・・・・・・・・・・・・・は?」



ミーナの言葉に

ケタとアジムは目が点になった。






唖然とする2人の前で、

ミーナはいつも通りの感じで

ケラケラ笑いながらジュースを口に含んでいる。





「い、いや、ちょっと待て!!

フィアンセってなんの事だ!?





婚約者って意味ッス。知らない?」




「そうじゃねぇ!

フィアンセって、ミーナが!?サブと!?」




「 ? 他にいるッスか?」


あっけらかんと逆に聞き返したミーナに

ケタとアジムはポカンと口を開いたまま顔を見合わせた。






サブとミーナは共にガーディアンズであり、

ケタやアジムとパーティを組んでいたので、よく知っている。




新人ガーディアンズのミーナの教官を務めたのがサブで、

2人の絆は深かった(第2部 参照ね)














だが、しかし、婚約!?

















サブはたしか36才くらいだが、

ミーナはまだ20才だぞ!?



そもそも、サブは熟れた女性が好みじゃなかったか!?

(前にシーリウにちょっかいだしてたし)
















「はっは。


まぁ、婚約の約束したのはこの前だし、

ケタっち達にまだ言ってなk・・」



「なに言っとんじゃ、たわけが!!」


ドアから入ってきたサブの岩のようなゲンコツが

ミーナに降り落とされ、ミーナが一回転して床に転がった。










「ぃいっだぁああぁぁぁッス!!」





「お前がそんな話を言いふらしてるから、

わしの通り名が'スッポンのサブ'から、

'ロリコンのサブ'になったんだぞ!!」



そう言ったサブが鼻息をならし、

ドスドスと部屋の奥に向かい、

焼酎を持って戻ってきた。










「サブのおじさま。

今日はアルコールは駄目ですよ?


あ、ケタさんとアジ君、お久しぶりですね」


混乱したままのケタとアジムの前を

サブに続いて入ってきたホトハが通っていった。








「ふん。ホトハ、つまみ持って来い」



「はいはい。

ミーナ、そこに転がってると邪魔よ?」



「ぬ"ぬ"ぬ"ぬ"ぬ"・・・」



なぜか腹部にギブスを巻いたサブが

ケタとアジムの前に座り、焼酎を自分とケタに注ぎ、

アジムの前には、ホトハがカクテルを置いた。



そして、テーブルにつまみを広げ、

ミーナとホトハも隣に座った。








「ま・・、まぁなんだ・・

フィアンセってのはミーナが勝手に言ってるだけか」



「う・・・、ぬぅ・・」




ケタの言葉にサブが複雑な顔をして呻いた。






「賭けたんスよ。

私と'勝負'して私が勝ったら結婚するって」




勝負・・・って、なんの?」




'腕相撲'ッス」




「はぁ・・?」






腕相撲。



まぁ、いわずと知れた腕力だけの簡単な対決方法だ。



本当の腕相撲は肘を動かして様々なテクニックがあるが、

一般的な腕相撲は'アームレスリング'の方で、

肘を固定し、純粋な腕力勝負となる。





だが、サブは正直、規格外の巨漢だ。

身長は2メートルを軽く越し、体重は200kgはある。



対するミーナは健康的なニューマンではあるが、

体格の方は小柄だ。



サブの腕の太さなどは

ミーナの首どころか、ウエスト程もある。





普通なら勝負すること自体がおかしいが・・・・













「・・・まさか、負けたのか?サブ・・・」





「・・・・まぁ、わしも勝負してこいつが

諦めるならそうれでいいか、



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とも思ったんだが・・・




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まさか、レディーGOと同時に

横からホトハのテクニックが飛んでくるとは思わなんだわ」







「タイミング練習しましたもんね」





「したッスもんね」





「わしの肋骨3本にヒビ入れとって貴様ら・・・」





「そもそも、15才も年下の嫁ができて何が不満なんスか、

このロリコン教官」




「ぬぅぅうううううう」


きゃいきゃい言ってるミーナとホトハに対し、

苦虫を噛み潰したようなサブ。



まぁ・・・・、

2人にうまくハメられたわけだ。




サブにとっては災難のようだが、

シリアがいないとはいえ、以前と代わらない喧騒に

ケタは自然と頬を緩ませた。








「あぁ、なんか簡単に作ってきますね。

ミーナ、手伝って」



「そうッスね」



「あ、いや。つまみは十分に・・・」
「あ、いや。ここであるやつで・・」



キッチンに向かおうとしたミーナとホトハを

サブとアジムが呼び止めようとしたが遅く、

2人はキッチンへと消えていった。







「へぇ・・。ホトハちゃん、

目ぇ見えないのに料理できるんだ?

大したもんだな」



「・・・・」


ケタは感心してそう言ったが、サブとアジムは無言のままだ。


眉を細めるケタに対し、

サブとアジムは少し顔を見合わせた後、天井を仰いだ。





「・・・まぁ、いい。

今のうちに本題を話しておこう」



「・・・あぁ、どうしたんだ?」




サブが巨大な身を乗り出し声を低くして、

そう切り出した。


雰囲気的にあまりミーナとホトハには

聞かれたくない話なんだろう・・・。


ケタとアジムもそれを察して、

サブ同様にやや身を乗り出した。






「わしの馴染みの情報屋からなんだが・・・

インカの一味と思われる連中が目撃されておるらしい・・」




「・・・・・」


サブの言葉に、ケタとアジムは表情を曇らせた。







「その顔だと・・・お前らもなんか聞いてたか・・・」




「あぁ・・。

俺らが出向していたリトルウイングでも、

似たような報告があってるんだ。


・・・そこまで信憑性はないらしいんだが・・・」




「・・・正直、こっちの情報も確定じゃない。

情報屋自身もハッキリしねぇから、

タダでくれたような情報だ・・・・が、無視はできん」




そこで、サブはちらりとキッチンの方に目をやった。


奥からはミーナとホトハがキャーキャー言いながら

何か作っている音が聞こえる。









「ホトハは今は大学生。

・・・そろそろ法術医療士の試験も受ける。


ミーナはガーディアンズの引退を考えているらしい。


・・・・2人にはもうインカの事は過去の事なんじゃ」



「・・・・・・」




「この件に関しては2人には言うな。


わしやお前ら・・・その他の信用できるガーディアンズで

なんとかするんじゃ・・・」




「・・・・わかった。

俺も同意見だったしね」



「僕も同感だね」




「・・・ぬ」



話し終わると同時に、ホトハがキッチンから皿を持ってきた。

そして、それをアジムの前に置く。







「とりあえず一番うまくいったやつです。

残りはもう少し待っててください」


そういってまたキッチンの方へと戻っていったのだが・・・

ケタはアジムの前に置かれた皿を見て、眉間をひそめた。




「なぁ・・一番うまくいってコレってことは・・・

俺とサブにはどんなのが出てくるんだ・・・?」




「・・・・」




「もう少し、焼酎飲んでおけ。

舌が鈍っていれば、ある程度は食える・・・」



サブはそういうと覚悟を決めた表情で、

自分のグラスを空けた・・・・。











・・・・・・





・・・・





・・







クラッド6 

病院 一般病棟 個室





「・・・なんで病院のご飯て

こんなに味が薄いんだろ・・」



「さぁな・・」



ベットの上で震える手で食事を行うリアと、

その隣でパンをかじるラウマ。



あの、大出血で緊急手術を行ったリアは生死の境をさまよったが、

その後の処置が的確だったためか、順調な回復を見せた。



5日で集中治療室から一般病棟へ移り、

縫合時の抜糸はまだだが、そろそろ簡単な動作を行い、

衰えた体力の回復段階に入っている。





「・・・あ。落としちゃったなう」


「頑張ってちゃんと食え」


リアが落としたフォークをラウマが拾い、

洗面所で軽く洗った後、リアに手渡した。




大量失血、大手術、数日の昏睡を含む寝たきり状態から

脱したばかりのリアは自力で立ち上がれない程、衰弱していた。



意外だったのは、

ラウマがリトルウイングのミッションを休み、

つきっきりでリアを看病していることだ。




















・・・・今までのラウマでは考えられないことだ。




















「・・・1つ聞いてもいいか?」



「なに?」



「俺は正直お前らなんか相手にしてなかった。

・・・・けど、なんでリアは俺なんかを構ってくれたんだ?」




「・・・・構ったっけ・・?」




「なんか・・・俺に自分の古傷見せたり・・・、

・・・なんとなく・・・話しかけてくれてたり・・。


結果的にだが、

俺の女性恐怖症はお前に対しては起きなくなった


・・・・・お前のおかげかも・・しれない・・・」





「・・・・あ〜・・・?」





ラウマの言葉にリアは無表情のまま、首を傾げた。


そして、しばらくして口を開いた。






「わからない」



「え・・?」



リアの言葉にラウマは硬直した。






「・・・いまいちわかんないけど・・・

なんとなくラウマみたいな人がいた気がする・・・」




「・・・・え?」




何かを憎んでないと自分を確立できない・・・?

トラウマを克服できない・・・?

・・・・そんな感じの人・・・」



「・・・・・そ、それは、

お前が'天使'だったって頃の話か・・?」




「あら・・・。

ラウマが、私の天使の話を

肯定したの初めてね」






もう、ラウマにもわかっていた。



リアがたまに言っていた支離滅裂な言葉、記憶。

自分が'天使だった頃'とかいう曖昧な記憶。



それは、シリアだった時の記憶の欠片だったのだ・・・。















「・・・なんとなく、私にはその人を

助けることができなかった気がする。


だから、似たようなラウマに構うのかもね・・・」






「・・・・・」







ラウマは・・・

この時、はじめてリアの心に触れた気がした。









ラウマにとって、いつの間にか

リアはなくてはならないパートナーとなっていたのだ。










こういう仲間がいままでラウマにはいなかった。


意識したこともなかった・・・。




















こんな仲間が・・・・、



もし・・・・

























「あ。

トイレいきたい」




リアの言葉がラウマの考えを遮った。








「ラウマ、手伝って」



「ば、ばか。流石にそこまで手伝えるかよ。

看護婦さん呼べよ」




ナースコールを使い、

数分もしない内に看護婦がやってきて、

フラつくリアを支えながら、部屋を出て行った。











残されたラウマは仮面を外し、

目の穴の部分に指を突っ込み、クルクルと回す。




























「バカばっかりだな・・・本当」











回しすぎた仮面が指から放れ、

カラカラと地面を転がりベットの下に滑っていった。



















「一番のバカは・・・誰なんだろうな・・・」



ラウマは誰にいうでもなく、

小さくそう呟いた。



                        第四部 第9章に続く

*************************************


今回のまとめ
(一応隠してるんで、反転して読んでね)

・第四部序章にでてきてたSEED変異体は、SEED化したシリア

・死んだと思われていたシリアは、仮死状態で生き延びていて、
 さらに数年かけて徐々にSEEDの力を取り込み、自力でデューマンへと転生していた

・SEED化したシリアがデューマンとなり、転生したのがリアだった

・シリア(リア)は仮死状態が長かったためか、記憶や性格など、全てを失っていた

・ケタとアジムは、シリア=リアという確信がつかめずにいたため、
 リアと行動を共にしながら様子をうかがっていた

・SEED化したときに貫かれた心臓は治療されていなかったため、
 激しいストレスにより、古傷が開き、大量失血した

・リアにシリアの記憶が蘇ったのは一瞬だけだったっぽい

・ラウマとケタ、アジムの確執が決定的に。
 ケタとアジムはリトルウイングを去った

・ラウマがリアを仲間として認識

・サブとミーナが婚約(笑)

・サブもインカ一味が暗躍しているかもしれないという情報をもっていた



ながっ。


***********************************


はい。


てなわけで、これがリアの正体だったわけです。


コメントみると、結構みんな気付いてなかったみたいなんで、
ちょっと伏線足りなかったかなぁ、と(^ω^;


リア=シリアってことがわかっていると、
今までの小説内でのリアの言動も「あ、こういうことか」と、
ピンとくるのもでてくるので、暇な方はみつけてみてくださいw


この記事へのコメント
後編は思った以上に重たい話だったな。
そしてアジムかっけー。
すげえ良い男になってるなw

重たい雰囲気も途中であったHENTAIとか後半のロリサブの話でかなり払拭された感が…。
今後の展開がとっても楽しみなので次が出るのをじっくりまったりと待ちわびておりまする。
Posted by 龍牙 at 2011年08月29日 20:09
手術したのがドクター軽でなかったなら助からなかっただろう。
結構シリアスな話だったのに画像出た瞬間吹きましたw
ドクターK大好きだっただけに…こんな所で出してくれてありがとう!

そしてアジム君カッコイイね!
予告のときの薄ら笑いがアジム君らしくなくてどうしたんだろうと思ってたら
こういう流れだったのねー

サブとミーナは親子のような関係だと思ってたのに、久しぶりに出てたら婚約してるのにも驚きましたw

今後も楽しみで仕方ないですねー♪
Posted by あしゅら at 2011年08月29日 22:44
|ω・)ノどうもー。
シリアスだったはずなのに、ミーナのフィアンセ発言でシリアス部分が頭から吹っ飛んだ自分がいます。
Posted by エイル at 2011年08月30日 22:20
最初の方で妙に強かった相手はシリアだったんですね…
何故か詳しく戦闘シーンが描かれていたので気にはなっていましたがまさかこんな展開になるとは。

それにしてもシリアスとギャグの緩急が相変わらず絶妙ww
結局ドクター軽しか頭に残らなかった…
Posted by Yato at 2011年08月31日 20:56
Kとか懐かしいな。しかもブラックジャックも混じってないか?
しかしサブうまいことはめられたな(笑)

Posted by ブルー at 2011年09月01日 19:31
>龍牙
たしかに結構、重たい話だったかもなぁ。
シリアがどうなってこうなったかって話だけど、
色々ヒネった結果こうなってしまった。
アジムはだいぶん成長した感じでかいてるkぁらねぇ、
まとめやくのシリアいないので、こいつに頑張ってもらわな。


>あしゅらさん
たしかに並みの医者だったら、リア死んでたかも。
麻酔もハリ1本あれば十分だし、彼・・・。
俺もドクターK大好きですぜ。K2も結構好き。


>エイルさん
どうもも(・3・
後半はぶっとんだからなぁ・・・、


>Yatoさん
ですです。
ケタ達が苦戦してたのにも一応理由があったわけですよw
しかし、ドクター軽コメばっかになってきたぞw
俺も好きだけど(^^;


>ブルーさん
あ。わかりましたかw
ブラックジャックも混ざってます(顔の傷)
Posted by ケタ at 2011年09月18日 00:02
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