2008年09月09日

第11章「ルツからの依頼」

今回は小説!
しかも、アクションなし!
活字嫌いは記事後半のまとめをみて内容把握してください!
*****************************



ルネがケタ達と行動を共にするようになって

はや一ヶ月・・。


グラール太陽系を取り巻く状況にも

大きな変動がみられていた。


なんと、今までSEEDに対し

徹底した機密保持で独自にSEEDに

対抗していた惑星ニューデイズのグラール教団が、

SEED、及びイルミナスに対しての

ガーディアンズとの共闘を承諾したのだ。


11tai.jpg

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「相変わらず散らかってるね・・」


「そう?普通だけど・・」



アジムはケタの漫画やゲーム機の

散らばった部屋で足場に気をつけながらそう言い、

ケタは部屋に置きっぱなしのベッドに

腰掛けてコルトバのたたきを食べている。








ケタとアジムは久々のオフで、

適当に遊んだ後、休んでいたのだ。

















「あぁ、なんか飲む?

リキュールでなんか作ろうか?」




「僕、未成年だよ・・・。

もらうけどさ・・」





ケタがリキュールとは

いまいちイメージに合わないが

好きなもんは好きなんである。






コルトバミルクとリキュールを取り、

グラスに氷を入れようとした時・・・・





















「・・失礼・・」





「ん?」

























不意に、マイルームの扉のスピーカーから

声が聞こえてきて、ケタは手を止めた。


















珍しいな・・客だろうか?






ケタがポリポリと頭をかきながら、

ドアを開けた。



















「・・・?どなた?」



「はじめまして。

・・君がケタ君かな・・」




「・・ぇ?・・まぁ、そうだけど」




目の前にいる男は、

ケタを知っているらしい・・・が、

ケタの方は正直誰なのかサッパリだった。








11-1.jpg

その男は若いながら、

なにか得たいのしれない貫禄のようなもの・・、

そして、強烈なカリスマ性のようなモノを感じる。





















ケタが苦手なタイプだ。


・・・ひがみではなく。































「あ!

・・まさかっ!!」



後ろで様子を伺っていたアジムが、

その男を見て目を見開いた。




ケタが首をかしげながら、振り返る。

















「ん?アジム知ってる人?」



「何言ってるの!

ルツさんだよ!ルツ星霊長!」




「・・あ、あぁ〜・・・」



目の前の男・・・ルツは、

司祭用の服ではないとはいえ、

ケタが自分に気付かなかった事で

軽く口を歪めて笑った。













ルツ星霊長。



ドウギがいなくなった今、

実質グラール教団のトップにいる男だ。




いいすぎかもしれないが、

惑星ニューデイズの顔役ともいえる。







そんな男がケタの前に立っているのだ。
























「少し話をしたくてね。

よろしいか?」





「あ、うん。

散らかってるけど・・・」




ケタは流石に掃除しとくべきだったかな〜とか

思いながら、ルツを部屋の中に通した・・・。











・・・・・・





・・・・





・・・






「つまり・・取引?」



「いや、違う。

個人的な'お願い'だ」




ケタとアジムは、

ルツの意外な言葉に目を丸くした。









ルツは2人の前で、

言葉を選ぶように・・、

だが十分な余裕を含みながら、話す。







「最近、君の前に現れたという男・・・イノ

11-6.jpg

彼はこの際どうでもいい、

彼の連れているアルテラツゴウグを

取り戻して頂きたい・・






「・・・イノの乗ってたドラゴンを・・?」





「イノは既に破門の身。

あの男がどうなろうと知ったことではないが・・、

アルテラツゴウグはグラール教団の

極めて貴重な'資産'の1つだ


持ち出されてそのまま・・というのはよくない」





「・・・」



ポーカーフェイスのルツからは

なにも読み取れない。



ケタはルツの言葉をそのまま受け止めるべきか、

判断しかねながら、とりあえず話を聞く・・。



そして、アジムは2人の話を聞きながら、

複雑そうな顔で後ろで腕組みをしている。




















イノ。




少し前に、ローゼナムシティで

雪夜ミヤシロを狙って、襲ってきた男だ。





長身痩躯のニューマンで、

アルテラツゴウグを意のままに操っていた。



すぎやんが調べた情報では、

グラール教団を破門にされているといっていたが、

ルツも同じ事を言っているので、

やはり間違いないのだろうか。





















「なぜ俺にそんな依r・・、

'お願い'をするんです?


グラール教団ならいくらでも

手駒がいるはずでしょう?」







ケタの当然の質問に、

ルツはやや真面目な顔になって頭を抱えた。






「我らグラール教団はガーディアンズと共闘する。

そう宣言し、実際に共闘の準備を進めている。


今まで極秘情報だったアルテラツゴウグの情報も

いくらかはガーディアンズに流しているし、

今更隠す必要はないので、

正式にガーディアンズに依頼をしろ

と言いたいのだろう?」





(そうだったんだ・・?)


ガーディアンズ全員に流れている

状況説明のメールなんて、一切読まないケタは、

グラール教団が共闘はじめた事さえ知らなかったが、

とりあえず適当にあいづちを打つ。










「我らグラール教団は今、共闘に向け

内部統制や組織変更で手が回らない。


それに、共闘と承諾したとはいえ、

ガーディアンズに極秘機密の塊である

アルテラツゴウグを任せるのは、問題がある・・・。

ローグスは正直、私は信用していない。


そこで・・・'個人的な頼み'というわけだ」






「・・ふ・・・ぅん・・」





なるほど、

組織として正式にガーディアンズ依頼すると、

めんどうな事になる可能性があるわけだ。






たとえば、アルテラツゴウグ奪還に成功しても、

教団に報告せずに研究班で検査したり、

組織間の取引のカードに悪用されたり・・・。









ケタとしては、ガーディアンズ組織が

そんな汚いマネするとは思えないが、




以前、

フォトンエネルギー結晶体を取り込んだミーナを

ガーディアンズに保護させようとする案もあったが、

[インカの研究結果の塊]
となったミーナが

モルモットにされる恐れがある、と

シーリウが言って、断固として許可しなかった。







やはり組織の中にもいろんな人間がいるし、

思惑も存在する。

それが組織間となればなおさら、だ。







共闘を宣言しても綺麗事だけでは

行動することはできないのかもしれない。























「くどいようだが、

これはあくまで'個人的なお願い'だ。


この件に関しては君はガーディアンズではないし、

私もグラール教団の人間ではない





「友達に頼まれて、

レアなAV探し回ってあげました、みたいなもんか」





「・・例えはアレだが、そういうことだ。


アルテラツゴウグを生きたまま奪還してくれ、

運搬は無理だろうが、弱らせてくれれば

あとは場所を連絡してもらえれば後はこちらで回収する。


報酬は1000万メセタ、でどうだろう?」






「・・そりゃぁ、おいしいなぁ〜・・」




ルツの出した金額にケタはニタリと笑った。



イノが現れた際にアルタラツゴウグを弱らせて

連絡すればいいだけで1000万は美味しい。



















しかし、

ケタは少し腑に落ちない所があった。






















眉にしわをよせて、

ルツの表情を伺いながら口を開く。







「なんで、俺なんだ?

組織を無視するなら、いくらでも

人選があっただろう?


なんで、俺に白羽の矢が・・・?」







ケタの問いに、

ルツは目を細めて微かに笑った。















「なんだ、そんなことか。


まず1つ目にイノが君達を狙っていること。

2つ目は・・君は裏切らないだろうと言う事だ・・」









「・・裏切らない・・?

なぜ、そんなに断言できる・・?」








ケタの返しに、

ルツは少し含みのある笑みを見せた・・。































「・・最近学校に通っているホトハ君

彼女の過去が周りに知られたら・・

明るくなりはじめた彼女はどうなるかな・・?


11-7.jpg

彼女の通う学校は教団が経営しているのだよ」

























ルツの言葉に、

ケタとアジムの顔色が変わる。










そして、今までとは違う、

敵意のある視線をルツに向けた・・。































部屋の中に張り詰めた空気が漂う。
































「・・脅迫か・・・」

11-2.jpg


「違う。

君が私の信頼を裏切った場合、

私にも手段がある
・・という事を

前もって教えてあげただけに過ぎない。


君が私を裏切らない限り、

私も誠意(報酬金額)で答える」






「・・・・・」






「どうだろう・・?

返答は・・・?」












・・・・・・・








・・・・・








・・・




1時間後



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11-4.jpg

ケタとアジムは、

ベンチに腰掛けて、

ハンバーガーをかじっていた。





ルツが帰った後も、

ケタの部屋には重い空気が充満している気がして、

2人はとりあえず外に出てきたのだ。






















ケタとアジムは、

何も言わずにハンバーガーを食べていた・・が、


しばらくしてアジムがケタの方を向いて

聞きにくそうに口を開いた。












「ケタさん・・・。

どうするの?さっきの話・・」





「どうするったって・・・。

引き受けるしかないんじゃない?」





ケタはそう言って

気だるそうな顔で肩をすくめた。















正直言うと、

ルツの話を聞いた時点で既に

選択肢なんてなかったのである。














その気になればルツは、

ケタやアジムの弱みなどいくらでも握れる。






事実、その片鱗として

ホトハをネタにしてみせた。





話を聞いてしまった以上、

断った場合、教団の機密の一部を聞いた

ケタ達に何かしらの圧力をかけてくることは

間違いないだろう。







ルツは、ケタ達が断れない状況を

作り出しておいて、

あえて対等な取引を装ってきたのだ。

















「あの若さで教団をまとめるだけはあるな、

なかなか・・・狡猾な奴だわ・・」





「・・・そうだね」





「まぁ、大丈夫だろ。

イノって奴は俺らを狙ってるみたいだし、

それを返り討ちにすれば1000万メセタだ。

考えてみたらおいしい話かも」





ケタはアジムの浮かない表情をみて、

わざとに明るくそう言ったが、

アジムの複雑な内情までは気付かなかった・・・。







(イノ・・・。

どうもまずい事になってきたよ・・。


これ以上馬鹿なマネは止めるべきだ・・)




アジムは、ケタの言葉も耳に入らず、

そう心の中で呟いた・・。






























その時・・・



























「ん・・・?

あれ、ルネじゃないか?」






「へ・・?」



ケタが顎でさした先には、

たしかにルネらしい人が、歩いている。











「ちょうどいい、

なんか気分変えたいし、

あいつも誘って、どっか行こうぜ」





「はは・・。

ルネさんだから付き合ってくれるかな?」




ケタは食べ終えたハンバーガーの紙くずを

丸めて近くのゴミ箱に放り投げて

ベンチから立ち上がり、アジムもそれに続く。











「よ、ルネ。

暇してんならならどっかに・・」



ケタが足早にルネに駆け寄って、

そう言いながら肩をポンと叩いて・・、









「きゃっ!」



ルネの予想外の反応に慌てて手を引っ込めた。




























目を丸くしているケタの前で、

ルネがゆっくりと振り返る。


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「・・あ、あの・・」


「え・・・?」


たしかにルネ・・・だが、

その表情はまるで別人だ。






いつもの強気で、きつい顔のルネからは

想像もできないほどか弱い・・・と、いうか、

まるで怯えきった表情をしている。












予想外の反応にケタも

どう接すればいいのか固まっていた。







「君・・ルネ・・だよね・・?」




「ぁ・・、その・・

ごめんなさい・・私・・」





ルネと思われたその女性は、

泣きそうな顔でそこまで言うと、

まるで逃げるように、

人ごみの方へと走っていった。














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残されたケタとアジムは

追いかける事も思いつかずに、

ただ逃げていくルネの背中を呆然とみている。















「・・・今の・・、

本当にルネだった・・?」





「・・ルネさん・・だったと思う・・けど」




さすがのアジムも自身なさそうに、

そう呟くのが精一杯だった・・・・。






                         続く〜



****************************



今回のまとめ


・ケタとアジムは、ルツからイノの
 アルテラツゴウグを奪還することを依頼された。
 
・ルネっぽい女性がいたが、
 性格は正反対っぽい。眼鏡はかけてなかった。

・アジムはイノの心配してた



*****************************


はいさ!


これでケタ達は、

イノを狙う理由が発生してしまったわけですな。




状況説明の回みたいなもんだから、

挿絵も少なくチャチャッと作ったぜw



んで、次回あたりから本格的な戦闘や、

ミッション系が始まる予定。



第二部ほど、長くするつもりはないけど、

ちゃんと盛り上げていくつもりだ!!










・・・できれば(^^;










あぁ、他人のプレイヤーモデルキャラも

第二部みたいに、適当に勝手に使っていくから、

使われそうだったら覚悟してください。




特に、色物のみなさん。









あ。わざとにルツは、正装じゃなかったけど、

帽子かぶせてイメージしたら、

そこそこ似てた・・・と思うんだけど、どうだろう・・。



自身はないけど(−−;








**************************



今日のおまけの一枚





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テンションあがったんで、

ビキニパンツでブルーさんと一緒にポーズとってみた。






普段は、キャストのアーマー着てるけど、

着やせするタイプなんだなぁ・・ブルーさん・・・。

この記事へのコメント
報酬1000万メセタ・・・俺ちょっとそのミッション受けてくるわ
え?そんなミッションない?そんな・・・orz
注:俺は現在諸事情(金欠)により課金してない状態

目には目をアルテラツゴウグにはディ・ラグナスだ!
ゆけ!ディ・ラグナス!ブレスで先制攻撃だ(ポケモン風味)

それは着やせしてるんじゃなくて漫画でよくある全身に力を込めると
筋肉が膨張して服が破れる的な感じで増えてるんだよ。
Posted by メタル茸sp at 2008年09月09日 12:15
1000万メセタ…。
さすが大きな組織からの直接依頼はスケールが違う。

あ、そうか。あのストミで戦ったアルテラツは、イノの奴だったんですね。だから回収しないといけないと…(違

ルネ?については、まぁ…いまだ想像の域を出ないのでノーコメで。

しかしブルーさん、すごいな…(汗
てか、着やせとかってレベルじゃないぞー(汗
Posted by えむ at 2008年09月09日 13:20
おお、複線っぽいものも含めて面白くなってきそうですね♪

>特に、色物のみなさん。
新たな色物というと…やはりあの人か?w

ブルーさんはああ見えて脱いだらすごいからなぁ…
Posted by あしゅら at 2008年09月09日 15:24
自分こんなにムキムキでしたっけ?(笑)

色々複線も増えてきましたね。
今後の展開も楽しみです(^-^)
Posted by ブルー at 2008年09月10日 23:14
ブルーさんがどんどん色物になっていく…。
きっとブルーさんも色物要員にすでになってるんだろうな。

ルネが美少女に見える僕は目がおかしくなったんだろうか…?
ぶっちゃけ萌えポイントがあると思ったw
Posted by 龍牙 at 2008年09月13日 22:06
>メタル茸sp さん
課金してないんかぃw
1000万メセタはやりすぎたかな(^^;
まぁ、6人で分けて・・・も、
やっぱ破格だよねぇ。
それだけ重要なんだよ、アルテラツ。
アルテラツゴウグに対抗するなら、
とりあえずミヤシーVer3でもいいな。
服ってより、拘束具をはじきとばす、初号機?


>エム
1000万メセタのミッション受けたい。
つか、そんなミッションでてきたら、
価格の高騰が始まって、
結局全体的にかわらないんだよね〜・・。
いや、一応、ストミのアルタラは、
イノのじゃないw
イノのアルタラツゴウグはまだ成熟してないのだ。


> あしゅら さん
脱ぐと凄い、てのは女性だけじゃないのである。
伏線はバラまいておいて、
気が向いたら回収します!忘れたらゴメン!
色物は・・よく考えたらたくさんいますね(^^;


>ブルーさん
うん。ブルーさんが本気だしたら、
これくらいなる気がしてきた。
120%。
なんとか盛り上げていきますぜ!


>リュウキバ
ブルーさんやも・・色物・・に
片足突っ込んでるよなぁ・・。
おかしいな、
まぁ、最初から普通のキャラじゃなかったんだけど。
ルネは・・・、俺としては、
ちゃんと可愛くしてるつもりなんに!(笑
Posted by ケタ at 2008年09月13日 22:18
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